rabbit keying
数人の方からお問い合わせがあったので、当局のラバースタンプ(判で押した)QSOを書いてみました。
 
想定はファーストQSOで、外国局と国内局に使えるようにしてあります。練習のために、チョット不自然ですが会話はいずれも自局が発信している形式にしてあります。
 
文字(オーバーライン)は文字間をあけずに連続で打ちます。また文中のGM(Good Morning)は相手の時間を考えてGA/GEに変え、ファイナルのGBは自分が寝る時間であればGN(Good Night)にします。
 
当局は、XXXXXの相手局コールを、その都度知り合いなどのコールを入れ、そのNAMEを入れて練習しています。
 

 
まずはCQ

CQ CQ CQ DE JH1LMD JH1LMD JH1LMD PSE K
 
CALL

DE JH1LMD PSE K
 
※状況によって相手のコールから打つ場合もあり、PSEやKを打たない場合も多く聞きます。パイルの場合はDEとかKを打っていると紛らわしいので、コールだけの場合が多いようです。ただし、電信の場合はサフィックスだけ打つ人は、ほとんどいませんのでほとんどの人がフルコールで呼んでいます。
 
CALL BACK

XXXXX DE JH1LMD GM DR OM
TKS FER CALL
UR RST 599 5NN FB
HR QTH IS OHTAKU/TOKYO OHTAKU/TOKYO CITY
ES MI NAME IS KAI KAI KAI HW COPI?
XXXXX DE JH1LMD KN
 
※国内同士のQSOでは、QTHをJCC/JCGナンバーで伝える場合が多いようですが、中にはチャンと打ってくる場合がありますので、要注意です。
 
CONFIRM

R XXXXX DE JH1LMD GM DR ○○○ SAN
TKS FER NICE REPT 599 FM △△△△ CITY
BT UR RST 599 5NN FB
IN OHTAKU/TOKYO OHTAKU/TOKYO CITY
ES OP IS KAI KAI KAI
BT WL MI QSL CARD VIA BURO BURO HW?
XXXXX DE JH1LMD KN
 
※冒頭に「R」を打っているのは、相手がコールなどをミスコピーしていないとの確認です。コールなどに間違いがあった場合は、早めに訂正しないと、そのまま終わったらQSLカードも来ませんからね。
 
DE JH1LMD LMD L M D BK
 
※一般のQSOではNAMEを入れる場合が多いので、NAMEやQTHを取り損ねたら何度でも解るまで聞くようにしています。
 
SRI NAME? NAME? AGN BK
 
CONFIRMING BACK

R XXXXX DE JH1LMD DR ○○○ SAN
TKS FER NICE REPT 599 FM △△△△ CITY
BT MI QSL CARD ALSO VIA BURO JARL SURE SURE
BT NW QRU
XXXXX DE JH1LMD KN
 
※日本局では少ないですが、海外局の場合、普通の局でも「ONRY SASE」や「DIRECT」がありますね。また日本国内局でも「NO CARD」という局がいますので、その場合「VIA BURO SURE」と打ったら「何を聞いているんだ」・・・となりますね。
 
FINAL

XXXXX DE JH1LMD DR ○○○ SAN
SOLID COPI
BT TKS FB 1ST CW QSO SO HPE CU AGN
GL ES GB 73 TU
XXXXX DE JH1LMD TU SK E E
 
FINAL BACK

XXXXX DE JH1LMD DR ○○○ SAN
TKS FER NICE QSO SO HPE CU AGN
GL ES GB 73 TU
XXXXX DE JH1LMD TU SK E E
 

 
PHONEのQSOでも十人十色ですから、CWのラバースタンプと言っても、完全共通の定型文があるわけではないようです。中には1stQSOからWXとか、RIGの紹介をしてくるOMさんもいます。メモを用意していないときは慌てます。
 
当局がQSOした範囲だけですが、この程度打てるようにしておけば、取りあえず困らない・・・と言った感じですね。当局は毎日QSOを始める前に、上のような内容の文を頭の中で組み立てて練習をしています。
 
 
 
 
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