ケンウッドのTM-833は1200/430MHzデュアルバンドのFM専用機です。FM専用機の場合では、MIC端子を利用して音声データの入出力を行う場合が多いが、TM-833にはパケット用端子が出ていました。
前面パネルに隠されているパケット用DATA端子を利用することが出来ます。ただし、FSK(RTTY)キーイングとCWのキーイングはできませんので、SSTV,AFSK(音声変調のRTTY)、PKTなどに限定されます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/22/jh1lmd/1b/81/p/o1200034314652365690.png?caw=800)
ミニDINプラグを使ったDATAソケットはデータ出力は300mVと低めだが、データ入力はマイクロフォン並みに高感度40mVである。FSKキーイングと制御回路コモンは未接続で、基板のジャンパー線JP1をつなげます。
コネクタ1番ピン → miniDIN5番ビン(PRI) データ出力 300mVp-p/10KΩコネクタ2番ピン → miniDIN1番ピン(送信データ入力 PKD 40mVp-p/10KΩ)コネクタ3番ピン → miniDIN2番ピン(GND) PKD用グランドコネクタ4番ビン → 未接続コネクタ5番ピン → 未接続コネクタ6番ピン → miniDIN3番ピン(PKS)TU専用のスタンバイ、マイク入力は自動OFF
パケット通信用端子だが、この入出力レベルであれば、SSTV、AFSKなどが使えそうです。
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