ケンウッドのTS-950SDXに接続された方からの動作確認レポートを頂きました。添付いただいた接続図をもとに、結線図を起こしました。TS-870、TS-850の結線も同様とのことです。
 
TS-950SDXは、共通アースによる弊害を減らす工夫が随所に見られ、コネクタなども回路ごとにアースが分離して出ています。流石、ケンウッドと言う配慮ですね。
 
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ところが、このインターフェース・ユニットでは、音声系と制御系の分離は行ったが、個別の入出力単位までは分離していないので、コネクタ内でのジャンパーが必要です。
 
ICOMのIC-7000などで使われているコネクタと同様のDIN13極プラグを使うほか、FSK専用端子にはRCAプラグで接続します。
コネクタ1番ピン → DIN3番ビン(MANO)メイン受信のオーディオ出力
コネクタ2番ピン → DIN11番ピン(PKD)オーディオ信号入力 20mV(1KHz)
コネクタ3番ピン → DIN4番ピン(GND)、DIN12番ピン(GND)
コネクタ4番ビン → DIN8番ピン(GND)、RCAプラグのスリーブ 制御回路のコモン
コネクタ5番ピン → RCAプラグのセンターピンピン(RTTY)
コネクタ6番ピン → DIN9番ピン(PKS)TU専用のスタンバイ、マイク入力は自動OFF
 
ミニプラグ-チップ → CW標準プラグ-チップ
ミニプラグ-リング → CW標準プラグ-リングは未接続
ミニプラグ-スリーブ → CW標準プラグ-スリーブ
この結線では、シールド付6芯マルチケーブルを使用したが、データをお送りいただいた方は個別回路にシールドケーブルを使用して、基板のACCコネクタ部分でアース回路を整理したようです。
 
当然ながら、個別に配線した方が良いと思いますが、マルチケーブルでで簡略化した結線図にしました。
 

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