このページは、前回の続きで、MMTTY設定の後編と言ったところです。
 
 
さてUSB接続でMMRTTYを使うには、特別なソフトウェア(DLL)を追加しなければなりません。
 
まず、JE3HHT森さんのページの以下URLから、プログラムのモジュール(EXTFSK)を手に入れます。

 
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(2013/06/30 ダウンロードのクリック場所が間違っていたので修正)
 
ZIPファイルをダウンロードして「保存」します。保存された「フォルダーを開く」で、次のように段ロードされていれば正解です。
 
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イメージ 2このZIPファイルを解凍(自己解凍)させると、デスクトップかダウンロードした同じフォルダーなどに、新しいフォルダーが作られます。この「extfsk106」というホルダーの中を見ると、「Source」というフォルダ、「Extfsk.dll」、「EReadme」、「JReadme」のファイルがあります。
 
プログラム・モジュールは「Extfsk.dll」ですから、Ereadme、JReadmeは、それぞれ英語と日本語の説明書だと思います。森さんは「このプログラムはサンプルだ」と断わっています。かなり専門的な内容が書かれているので、当局も詳細は解りません。
 
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ここまで間違いがなければ、この4を、ソックリMMTTYのプログラムが入っているフォルダーに移します。下画像のように「MMTTY」とあるフォルダーを探して、ここに移します。
 
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安全を考えればコピー&ペーストで貼り付けた方が良いと思います。
 
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このまで出来たら、MSTTYのプログラムを再度起動します。すると、WindowsのタスクバーにMMTTYのタイトルと、その隣りに「EXTFSK106」というタイトルが出てきます。
 
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この「EXTFSK106」をクリックするとMMTTYとは別の小さなウィンドウが表われます。
 
これはEXTFSKを設定する画面で、右写真のように「Port」のプルダウンから、実際のポート番号を選びます。COM8は当局のパソコンで設定されている番号ですから、皆さんはディバイス・マネージャーに表示されているポート番号を選んででください。
 
ポート番号が適切でないと、赤い地に「Status NG」という警告表示でが出ます。ポートが正しいと「Status OK」になります。ただし、この表示は、USBシリアル変換とつながった表示ではなく、ステータスを確認できただけですので、正しいポート番号を選ぶことが大切です。
 
次に「FSK output」は「TXD」、「PTT output」hhhhは「RTS」を、ラジオボタンで選びます。
 
このフォームのの右上にあるボタンを押すと、小窓の設定フォームは隠れます。これで、MMTTYの設定が終わりました。本体のMMTTYのプログラムを終了して、再起動するとエラーはでなくなると思います。
 
以上で、MMTTYの設定は完了です。
 
その他、インストールから操作の説明までは、JA1WSK相原さんの「MMTTYでRTTYを始めてみよう(入門編)」が大変に解りやすく、参考にさせていただきました。
JA1WSK相原さんは「MMTTY実践運用マニュアル」と言う本も書かれているようです。