デジタル(RTTY)インターフェースの基板を起こすので、使う部品をリストアックしました。ピン配置が合えば特にこだわることはないでしょう。基板記号は、アートワークのNAMEと同じです。
 
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秋月さんのFT232RL基板はそのまま使いましたが、DIP-ICソケットを使うかどうか?でUSBコネクタの位置が変わります。
 
前にも言った通り、高絶縁型フォトカップラが入手しにくい場合は、普通の4回路入りのカプラで使えるでしょう。ピン接はほとんど同じなので、大丈夫だと思いますが、当局が使用したカプラは出力側TRはダーリントンになっていますので、その分キレが良いと思います。
 
同様に高周波除去フィルタに使っているインダクタも、ポットコア型でなくても汎用品で代替えができます。また100μHでなくても用は足りるでしょう。
 
表示用のLEDは5mm砲弾型であれば何処でも同じでしょう。たまたま手持ちのLEDでRGYが揃ったので東芝製を使ったまでです。
 
変換基板を別にすれば、最も高価なパーツがセパレート・トランスです。山水のトランジスタ用ドライブ・トランスでST-71(600:600Ω)を選びましたが、手持ちであれば他にST-23(2K:2KΩ)、ST-73(1K:1KΩ)でも良いと思います。
 
ボリュームについては、基板に実装する場合は、アルプスのRK0971110Fが適合します。幸い千石電商さんで売っていました。実装しないでパネルに取り付ける場合は、汎用品でたくさん売られています。
 
CR類は汎用品です。
 
パソコンとの接続、CWキーの接続には、3,5mmミニピンジャックを基板に実装します。当初は秋月さんで売っているST-005で試作しましたが、マル信のMX-387GLに変更しました。
 
リグ接続用コネクタは、AMPのEIシリーズを使いました。長年仕様変更がなく、世界的な汎用コネクタなので、安心して使えるでしょう。ソケット側に使うコンタクトピンは、使い慣れないと圧着に失敗しますので余裕をもって仕入れた方が賢明です。
 
片面基板なのでジャンパー線が多いが、0.3mm程度のスズメッキ線を適当に切って使うと良いでしょう。 
 
基板記号型番メーカー単価数量金額
PCB1AE-UM232R秋月電子950 1 950
ソケット2227MC-24-06中国製60 1 60
Q1TLP627-4東芝80 1 80
D1TLG114A東芝50 1 50
D2TLR114A東芝50 1 50
D3TLY114A東芝50 1 50
T1-T2ST-71(600:600Ω)山水572 2 1,144
L1-L5FL5H101K(100uH)太陽誘電80 5 400
VR1-VR2RK0971110F15CO-A103 ALPS158 2 316
C1-C5セラミック 100pF/50V6 5 30
C6-C70805Y105M(1uF/50V)Linkman22 2 44
R1120Ω 1/4W2 1 2
J1-J4MX-387GLマル信42 4 168
J50-171826-6AMP68 1 68
プラグ側0-171822-6AMP50 1 68
プラグ側170262-1AMP10 6 68
JP1ジャンパー線 5mm0 1 0
JP2-JP3ジャンパー線 40mm0 2 0
JP4-JP5ジャンパー線 25mm0 2 0
JP6ジャンパー線 10mm0 1 0
JP7-JP8ジャンパー線 7mm0 2 0
 
当局が買った部品代は総額で3548円でした。手持ち部品を使ったり、もっと安いパーツ屋さんを探せばもっと安きできるかもしれませんね。
 
週明けから、基板屋さんに手配をかける予定です。この際だから、YM-100とUC11-8-3のケース加工図も作図しますので、ご参考までに・・・。