アンテナに詳しいOMさんから、HFアンテナの話を伺っていたが、「1にロケーション、2にアンテナ」で、」HFアンテナも高さが必要だ・・・と言う話の中に、「地下室で電波出しても飛ばない」と言う話がが出ました。その時我に返り、地下室と言えば、「,当局も四方コンクリの高い壁に囲まれているので、地下室と同じだ。」と考えた。
 
当局の住環境を地下室と考えれば、俄然、納得がいってしまう。確かにシャックは昼間から薄暗い。電波は飛ばない、飛んでこない。ノイズは多い。すべて地下室の条件にあてはまってしまう。ヤッパリ、当局は、地下室から電波を飛ばそうとしているのか?
 
では地下室から電波を飛ばす方法はあるのだろう? 物理の理論に逆らった、途方もないチャレンジをしていることなのかな?
 
自己嫌悪になりつつ、リグに灯を入れると7MHzでRP68が599で聞こえていました。その局はQHTを「SPASSK DALNIY」と何度も打っていました。再三CQを出してるので呼んでみると、一発コールバックで「599FB」とのこと。
 
早速、Webで調べてみると、何かのページにポーランドに近いロシア? と書いてあったようで、嬉しくなって、みんなに話してしまいました。地下室からでも飛ぶではないか! 捨てたもんじゃない。
 
ところが、本日、ブログに書こうと調べてみると「スパッスク=ダリニー」は、紛れもなくロシア沿海地方のウラジオストクから北200Kmの内陸部だそうです。 ガッカリ
 
UA0は、何時でも同じようにできるので、当局でさえ珍しくありません。 その癖、7、8エリアには弱く、滅多にQSOできないので、特に8エリアは当局にとっての珍局です。先日のALL JAコンテストでも、北海道のマルチは6だけでした。
 
「そら見たことか!」と勢い良くブログを書き始めましたが、地下室の無線局長さんの落胆は2倍でした。