先週末にローカル局の集まるアイボール・ミーティング(酒呑み会)があって、大変ハートをキャッチする言葉を聞くことができました。
 
23区内で1KWの免許を取るのは至難の業だが、見事に1KWの本免許を手にしたDX’erのOMさんが、このミーティングに何時も参加されています。
 
もうおひとかたは、DXに飽きて(?)最近は国内アワード(プチプチなど)を楽しんでおられるOMさんで、HFロングワイヤ・アンテナで、すでにプチ・アワードを400以上クリアしているようです。
 

 
当局がCWを始めたのを聞いて、お二方から楽しい話をして頂きました。DX-QSOで高速道路並みの超ハイスピード・キーイングは、メモリー・キーイングが多いとのことで、ベテランDX’erでも手で打つとミスが出ると言っていました。
 
いくらエレキーでも、ミスが出るのは当たり前で、メモリーを有効に使うことを覚えた方が良いとのアドバイスでした。
 
ただし受信は耳が頼りだから、スピードに付いていけなければならないが、肝心なところは繰り返して打ってくれる。そこを取り間違いしなければ良いので「心配いらない」と・・・。
 

 
当局が、時々「・-」が頭に出てきて困ると言う話をしたところ、1KWのOMさんから名言が飛び出しました。
 
曰く「CWは音楽だと思って聞く」
 
確かに音楽を聞きながら楽譜を頭に浮かべる人は少ない訳で、音階とリズムは自然に耳に入ってくる。だからリラックスして聞ける。今のは4分音符、三連符で、長3度のハーモーニーなどと聞いている人はいない。
 
(採譜するときは別だが・・・)
 

 
当局も毎日CWワッチとスローQSOを楽しんでいるのだが、音楽を聞くようにCWを聞いたことはなかった。CWをワッチするときは必ずメモ用紙とペンを準備して、「聞くぞ」と気合を入れていた。
 
しかし、その一方で、CWで頻繁に使われる「CQ」「VVV」「」「DE」「FB」「ES」「AR」「KN」「BK」「73」「UR」「TEST」などのコードは、意識しなくても、ある程度ハイスピードでも、勝手に直訳しているようだ。
 
ここに、CW点棒症候群から抜け出すポイントがあるのかもしれない。
 
 
 
 
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