表題のデジタル通信と言ってもD-STARなど、インターネット回線と無線を併用する通信ではなく、ここではあくまで無線を使って通信手段のデジタルを利用することを指しています。
 
CWが未だに中途半端なのに、友人が使っているのに刺激されて、最近はRTTY、SSTVに目が移りかけています。何時もながらの浮気心が頭をもたげてきて、躊躇することなくパソコンにSSTVとRTTYのソフトをダウンロードしてしましました。まったく節操がない。
 
こところで当局は、こんな簡単便利なソフトがあるとは知らなかったが、昔のイメージでRTTYと言うとターミナルユニットや鑽孔パンチ・デスク(入力装置)を思い出してしまいます。
 
実際に40年以上前のRTTYは、IBM製などのターミナルユニットと鑽孔テープを用意して、タイプライターのオバケのようなシステムでQRVしているのを拝見したことがある。
ターミナルユニットや入力装置のの自作記事もあったが、特殊なトランスを使ったり、難しい加工が必要なため皆さん苦労をしていたようです。
 
同じようにSSTVも初期の内は、蓄光塗料の塗ってあるストレージ・ブラウン管(レーダー用など)で、1画面分を表示していました。その内、テニスゲームやインベーダーゲームなど、初期のTVゲームが出始めると、ビデオ信号ICとメモリーICが普及してSSTVにも使われるようになった。
 
その後、キーボード付の8bitマイコン(MZ-80、PC8001など)が売り出されてRTTYに応用されるようになったが、インターフェースはほっとんど自作でRTTYもSSTVも、当局にとっては手間のかかる遠い存在でした。
またスケジュールでも組まないと、手軽に相手を見つけることも困難でした。
 
この間、RTTYやSSTVの普及に尽力されたOMさんも多いと思いますが、今回のソフトウェアをインストールして、あまりの進歩に、只々驚くばかりでした。
 
次回は世界のDX’erも使っていると言われる、RTTYのソフトでHFを受信した感想をまとめる予定です。