すでにハムログを使っている人には当たり前の機能なのでしょうが、当局のような初心者は無線機の電源を入れる前にメモ帳とペンを準備していました。
 
交信しようとする局のコールサイン、前の局とのQSO内容(周波数、カントリー、JCC/G、NAMEなど)を解った範囲でメモにしておきます。こうしておくと、自局のQSOで慌てずにすむからです。
 
しかし殴り書きしたメモは読みづらく、改めてハムログに入力する手間もわずらわしく思っていました。当局はこのメモに代わる機能がハムログにあるとは、しばらくの間は知りませんでした。
 
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このコールサイン・メモと言う機能は、QSOデータを入力する画面を開いておいて「F2」キーを押すだけで表われます。各行ごとにコールサイン、周波数(KHzだけで良い)、メモが記録できます。
コールサインも解った範囲だけでOKです。KHzを入力しておけば、何処に誰が出ているか? バンドスコープのように良く解ります。
メモ欄にはカントリーやシティーのスペル、JCC/Gのコード、オペレーターの名前(ハンドル)をメモっておくことができます。
 
この機能に慣れないと、とっさにメモ帳を探してしまいましたが、少し我慢して使っているうちに自然と慣れてきました。しかも、この画面の便利なところは、実際にQSOするときに、その行で「Enter」キーを押すと、そのままQSOデータ入力画面にコールサインと周波数が反映します。ただし、メモは残りませんので要注意! 当局は、「Enter」を押す前に、メモ欄を「コピー」するようにしています。
 
詳しいことは、ハムログのヘルプに書かれています。
ヘルプ目次 ⇒ データの編集について ⇒ コールサイン・メモ
 
ところで、コールサインが一部しか解っていない場合は、またまた便利な機能がありました。QSOデータ入力画面で、「Call」欄に一部を入力して「Ctrl」+「Enter」を押すと、「サフィックスサーチ」と言う画面が表われます。
 
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一定のルールに従ってコールサインの一部を入力すると、過去のQSOデータやユーザーリストなどを検索して、候補を一覧表で表示してくれるのです。
 
その中から、該当する行で「Enter」を押すとそのコールサインが「Call」欄に表示されます。その後は、今までのQSOデータ入力画面と同じ操作です。
 
サフィックスサーチと言っても、プリフィックスでサーチすることも可能ですし、それぞれ一部を組み合わせたサーチもできます。
 
詳しいことは、ハムログのヘルプに書かれています。
ヘルプ目次 ⇒ データの編集について ⇒ サフィックスサーチ
 
先ほどの「コールサイン・メモ」と「サフィックスサーチ」連携すると、まさに「メモいらず」になりました。ハムログは本当に良くできていますね。
 
ハムログの使い方について、追々勉強していきたいと思っていますが、皆さん「これはチョイと便利だよ」と言うことがありましたら、初心者である当局に教えてください。
 
ただし、あまり高度な使い方は理解の範囲を超えますので、年寄りにも解る程度の内容でお願いします