入院生活は今までの人生を振り返ることがあります。
椎間板ヘルニアの手術後の翌日くらいから、実習で地元の看護系大学の学生が病室にきておりました。
やることは、体温と血圧の測定、他の看護師さんやリハビリの先生の付き添いなどですが、話をきいてみると、実習は大学の単位を取得する科目とのことでした。
いなくなった後考えてみたのですが、大学で看護系に進むということは、自分の人生のベクトルを18歳の時点で看護師になると具体的に決めているということです。
自分の大学生活を振り返ると、サークル活動に没頭して、大人になってどうなりたいかはあまり考えておらず、社会に出てから役に立つような実践的な勉強はしていなかったなあ、と反省しました。
現在はインターネットが発達して将来の仕事像・アルバイトの詳細・社会貢献事業など情報が取得しやすい環境があるので、判断材料が多いのかもしれません。
今思えば、当時もっといろいろやれたことがあったなあと・・・。
とか考えたりしていました。
さて、本日は学生からの話で興味をもったことのまとめになります。
その1
四年生の大学生であったこと
失礼な書き方になるかもしれませんが、私の知識では看護科で四年生の印象はあまりありませんでした。
しかし、厚生労働省の資料によると、2022年度の看護学校の入学生は6万2876人と前年度より978人減少しましたが、学校種別でみると、「大学」が2万6517人と最多を更新。若干ですが、初めて「3年課程の専門学校等」を上回ったそうです。
背景としては、少子化の進む中、大学も生き残りをかけており、2013年度は218校だった看護学科のある大学は、2022年度には303校まで増加しているようです。
その2
1学年120人くらいで5グループに分かれ、それぞれ地元の各々の病院で実習を行う
どこの業界でも人で不足なのですが、看護師も厚生労働省の資料では、2025年で約3~13万人にの需給ギャップがでてくるとのことです。
看護師が不足してくる状況ですので、病院側の実習の受け入れ体制も必要なのですが、どこの病院でも就職した後の働きやすい職場づくりと復職しやすい環境の構築が当面の課題ではないでしょうか。
私が入院生活では、看護助手の方が診察の準備や病棟のベッドメーキングなど看護の専門的判断を必要としない部分で活躍することで看護師の負担を減らし、働きやすい環境を作っているように感じました。
その3
ここ2年はコロナ禍で思うように実習が行うことができなかったこと
実際、厚生労働省は、2020年にコロナの拡大を受けて、医療機関での実習とほぼ同じ内容の授業を学内で受ければ、修了を認める方針に転換したらしい。
例えば、病院での実習であれば実際に入院患者に触れるが、学校では人形を使っての実習となるとか。
学生は国家試験に合格するまではいいが、卒業して実際現場に出た後に大きな壁に直面するのだろうか。
ちょっと話がそれてしまったが実際に大人になった今どうなったかといえば、
・学生時代から続いている友人がいる
・復帰できる会社がある
・帰りを待ってくれいている家族がいる
今の自分が幸せに思えているということは、当時の学生時代の過ごし方も案外悪くなかったのかもしれない。