〘いたずら土竜〙
 
 








小さな町外れの山崖の森奥深く
いたずら土竜の幸せな住処は
在りました。


しかし人間が仕組む
町政土地開発の為に


そこを追われ
居場所を無くして終います。
 
 





樹の実の好物、土蔵の寝床等、
大事にしていた命にも代えられぬ
土竜の子達まで


全てを失った彼らは
町人に復讐する様になります。
 



 
 


大事に掘り当てようと
日夜作業に勤しむ人間が発掘する
宝鉱石の出土する炭坑洞窟内に

群れを為して入り浸るように成り
潜伏を果たしたのでした。
 
 

我が物顔で奪い去って、

夫達の使用するスコップやマトックを武器に、困らせようと人間達に

攻撃を繰り出そうとして

毎度の様に邪魔立てをしに

やって来ます。

 


 


 

 


突如不意を付いての、その奇襲殺法には、大の男達も舌を巻く有様で、最早手が付けられずに、肝心の仕事は毎回中断を余儀なくされます。

 


大振りな体当りによる痛恨の一撃は、また更に苦戦を強いられる結果と為りました。

 

 

 






困り果てた町人坑夫達は、

考案した土竜退治作戦にも

仕事本業の傍らで勤しむように

為りました。

 

 

しかし、坑道内を照射するよう敷き詰め、密に引かれた暗視ライトの配線を、鋭牙で食い千切られると、辺りは真っ暗です。



そうなったら大変です。

そうなる前に、イタズラ土竜達を

やっつけ駆逐せねば為らぬのです。

 







 

潜伏してもう間もなく、

数え切れぬ程に増殖し、膨れ上がった彼等の悍しい姿が、坑道のあちこちに見られ出し始めます。

 

 

堪り兼ねた人間たちは、

一目散に抜け出して、


結局、宝石諸共彼等に、

そこを明け渡すしか、

為す術は無くなりました。

 

 





 
 

 

この炭鉱区域は

立ち入り厳重警戒とされ




坑道内部からは、


北叟笑む様に響く、土竜達の鳴く声が

風に運ばれ聴かれるのだと言う。

 

 












 

 
 





↑こちらは文章等、
過去記事のままを
再投稿しています











Column
環境適応









さて、このキャラクターの
考案に元ドラクエのキャラあり

自分は小さな、
ゆるキャラチックなものから、
リアル化を図る
幻獣創作に繋げることあり


高貴なキャラ、大ボスとか、
そうしたキャラには、
これから先、挑み書きしたいとか、
ちょっと思うが


既に完成度が高く、複雑化した
キャラほど、思案時、難易度上がる所はあるのでしょうか

それら描けなくないとは思い、
後にとっておきたく感じたり。


どちらかといえば
クエスト初期に登場するキャラとか、意識向かいやすい。


 


ゲームモグラ叩きは、
幼少よくやったものだが、

土の中が生活場所で、よく眼分からず、また手の爪は穴掘り様に進化している。

土中の暗い場所で暮らすのに
都合のいい身体器官が発達保持するようになる。


生物は環境に適応するかの様に
最良の自分にと成る。

これはひとつの法則性。



環境によっては
人間も変わる。

自分を変えたかったなら
環境とも変えなさいと。


成長を望むのなら

環境に応じて
自分の変わる可能性に賭ける
のも手であろう。



自分がどう在りたいのか
そこは意識しているが常であれ

ただ変わることを望み、
理屈上での理解適えても



その進化適応には
それなりの時間年月はいると
見てとれ、そこは決して
生易しくはないということで


この部分に付いては
はっきり忍耐を要すことだろう。




太古から猿人進化を遂げ、
現代人にと成るまでには

途方もない
時間が掛かっている。


自己進化には
望める環境適応が適えばと
考え言葉語れるほどに、

事態とは、やっぱり
そんなに甘くはないし


ゆきつ戻りつしながら
少しずつしか進めないのが
この人生だとの理解あり。



成長力は人それぞれに

基本的考えとしては、

長い年月ごと掛け、漸くを以て、
一角にもなれるものと


そこにはある種の
妥当性があるとは言えまいか。