【富士ハーネス】東京2020パラリンピックの聖火トーチをご寄贈いただきました! | 日本盲導犬協会

皆さん、こんにちは!

富士ハーネス広報・コミュニケーション部普及推進担当のMです。

 

先日、当協会のケンネルボランティアである榎本様より、なんと『東京2020パラリンピック』でご使用された聖火トーチとユニフォームをご寄贈いただきました!

 

榎本様は富士ハーネスでのケンネルボランティアをきっかけに、視覚障害者の伴走ボランティアを始めました。

伴走ボランティアとして経験したことを胸に、東京2020パラリンピックの聖火ランナーに応募。見事走り切りました。

 

「伴走ボランティアを始めて、これまで先入観で作られていた健常者と障害者の距離感がグッと近くなる経験をした。伴走ボランティアに関わった全ての方に感謝の気持ちをとの思いで聖火ランナーとして走り、そこで得た感動を多くの方々と共有したい」

という思いから、視覚障害者の方が多く来所する富士ハーネスで聖火トーチなどの展示を考えられました。

今回、榎本様よりご相談を受けてご寄贈に至りました。

 

トーチのデザインには、「街から街へ春の訪れを知らせる桜のように日本全国を縦断し、希望の炎が平和を願う全ての人々の想いをつないでいくような聖火リレーを実現できれば」という願いが込められているそうです。

 

桜をモチーフにデザインされており、真上から見ると綺麗な桜の花の形になっています。

 

視覚障害者が持って走る際に、正面だと確認できるようにトーチには触ってわかる印などが付けられています。

 

また持ち手の後ろには、パラリンピックの価値を表す言葉である「Courage(勇気)」「Determination(強い意志)」「Inspiration(インスピレーション)」「Equality(公平)」が点字で記載されています。

 

富士ハーネスでは、榎本様のご協力のもと、実際に皆さまにも触っていただけるよう展示の準備を進めております!

展示が開始された際は改めてお知らせを致しますので、ぜひ足をお運びくださいね!

 

以上、聖火トーチのご寄贈についてでした。