男の子の名前が何だか思い出せない私の困惑した表情に男の子は気付き言葉を発した

「あっ………すまないな人違いだったか?でもさっき名前に反応したよな」

「おなじ名前だからでしょうね、貴方が瑠璃っていうひと」






夏輝さんが
「書課室があるからそこで調べると良いぞ」と言う

「書課室………?」と私が夏輝さん尋ねる

夏輝さんが
「向こうの図書館や図書室と同じところだな」と私の質問に答える

光星さんが
「さっきの事は俺達が調べるから瑠璃は血色が良くないから少し休みなよ瑠璃ちゃん」と私に言う

エソラスさんが私に
調べ物をする前に気晴らしに花園へ行こうと誘う
私は、少し躊躇ったが夏輝さん達知人の人達に連れられ花園に出向いた
久しぶりに良い空気を吸ったような感じがした


私は童心に返りはしゃいでると横になってる人に気が付かないでその人に躓き転んだ

…………
「いってぇなちゃっ………おっお前、瑠璃じゃねぇ?なぁ!!」と私の顔を見て言う

(私は、その男の子と面識がない………と思った瞬間頭の中の残像が何かが弾けた)