古いDynabookのWindows7パソコンだが、アマチュア無線の移動運用に使っている。HamlogとFT8などデータ通信用のWSJT-xのソフト、それと旅先の写真のバックアップがとれればいいので現役で活躍している。

 

 2025年北海道ツアーから帰ってきて、Hamlogデータの吸い上げを行ってメインのパソコンに移しました。次に写真データを吸い上げていたら、あと少しというところで電源が落ちました。なんでやねん!!

 

 電源を入れなおして引き続きデータの吸い上げを行っていたら、またまた電源が落ちました。今回の写真は2800枚ほど撮っています。旅の記録なので無くなるとすごく困ります。正常に動いているうちに、なんとか全部の写真データを救うことができました。

 

 現象としてはだいたい電源ON後、数分で勝手に電源がOFFになります。

 

 Windows7なのでネット接続は行いませんが、無線用に使っているので無いと困ります。直るかどうか分かりませんが、原因を探っていきます。メーカーのHPには以下の事が書かれています。

・電源コード・バッテリーを取り外し、数分後に再セット後に電源を入れてみる。

 ⇒NG

 

・AC/DCアダプタの不具合

 ⇒他のDynabook用アダプタ(同一電圧)に交換してみるがNG

 

 ネットで原因を探ります。あまり関係なさそうなのもありますが、一応試してみます。

・メモリーが壊れていないか?

 ⇒1枚ずつ外してみましたが、現象変わらず。

・バックアップ電池がなくなっていないか?

 ⇒電池チェッカーで測定したところOK

 

 メモリーなどをチェックするために裏蓋の一部を開けていたら、やけに熱い部品を発見しました。無線LAN基板ですが、手で触れないほどに発熱しているので明らかに異常です。

 これが原因の可能性が高いので、取り外してみました。

 この状態で電源ONすると正常に立ち上がり、勝手に電源が落ちることはありませんでした。結論は無線LAN基板の故障で異常発熱が起こり、保護回路が働いて電源が落ちていたものです。

 

 ネットで調べると500~1,000円ほどで手に入るようですが、特に無線LANを使うこともないので、取り外して修理完了とします。