2025年3月2日から3日にかけて、椎葉村で第11回しいば好き人まつりが行われました。参加資格としては、椎葉村ファンクラブ会員のみです。N村は、昔仕事関係で椎葉村に行ったことがあり、その縁で椎葉村ファンクラブに入会しました。入会金・年会費はありません。
コロナ禍などがあり、第11回ですが6年ぶりの開催となります。N村は、過去福岡と大阪で行ったしいば好き人まつりに参加しています。今回はメールで開催通知を受け即日申し込みましたが、50人枠はすぐに埋まったそうです。
3月2日(土)13:00に椎葉村の交流拠点施設「Kateria」に集合です。以前(数年前)椎葉に行った時はなかったので、新しくできた施設と思われます。参加料金は、宿泊・食事・体験料込みで1万円です。(内容から推測すると、多分かなり補助金が入っていると思われる)
まずマイ箸作りとeスポーツの班に分かれます。N村のスタートは、マイ箸作りです。ナイフと紙やすりを使って、自分なりに箸を作っていきます。ここには3Dプリンターとか、NC工作機など先端の設備が揃っています。講師は、地域おこし隊の方です。
けっこう真剣に削っていきます。箸は毎日のように使うけど、作ったことはないので試行錯誤です。(なんか先の方が太いな)
曲がりなりにも出来ました~、レーザーで箸に名前が入ります。(なので、本当のMY箸なのです)
次は「eスポーツ」なのですが、まだ終わらないそうなので、しばしの休憩です。館内を散策していたら、毀滅の刃風の紙人形を発見しました。これは良く出来ている、感心しました。(みんな知っているぜ)
時間があったので、ボルダリングにも挑戦です。高さが低いので、天井までは余裕で登れました。下には厚いマットレスが敷いているので、落下しても安全です。
椎葉村といえば、鶴冨姫伝説があります。巨大なおつるちゃんのふわふわドームがあります。昨年の平家祭りでお披露目予定だったのですが、中止になってしまったのでほぼお初の登場とのことです。普通は子供のみだと思うのですが、今回は大人でもOKということで入らさせていただきました。中は、地元の子供たちが大暴れしてました。(笑)
さて、eスポーツ体験の時間です。こちらも地域おこし隊の人が指導してくれます。プログラミングとゲームを担当しているとか。初めての人も体験できるということで、マリオカートのTVゲーム体験です。チーム分けしていましたが、お年寄りの中には理解できないのでパスという人も何人かいました。コントローラーは左右の動きだけで、スピード調整とかクラッシュは無い設定なので、一度体験してみるといいのになとは思いました。そういうN村は普段ゲームはしないので、マリオカート初体験ではあります。
コツさえつかめば難しいことはないので、1回戦は勝ち抜け。2回戦はタイムの競い合いで2位になり、商品は逃しました。(1位のみキーホルダーの商品)
2つの体験を終了したら、一度宿にチェックインします。予約時に希望の宿があれば、観光協会から取ってくれるということだったので、以前お世話になったことがある、龍神館を予約してもらいました。(当然満室なら、他になる)ここはコテージ風の造りで、秋篠宮殿下も泊まられたことがあるという森の中の一軒宿です。多くの参加者は、村の中心部付近に宿をとっているようですが、龍神館は20分ほどかかります。(参加者の中では、他に同宿者はいなかった)
山口一平太君が出迎えてくれました。
部屋は秋篠宮殿下がお泊りになられた2Fの部屋でした。TVやエアコンはありますが、部屋に冷蔵庫やトイレ・風呂はありません。
チェックインだけして、再び村中心部にある開発センターに向かいます。ここが感謝祭の夕食会場となり、セレモニーがあります。
村民の方々が作ってくれた、美味しい食材が勢ぞろいです。
椎葉村長の、黒木保隆さんが挨拶に来られました。
勇壮な太鼓の演奏です。
カンパーイは緑茶で。運転して宿に戻らないとならないので、ノンアルコール必須です。
ビール飲んでいる人はいいなぁ…
椎葉牛、瞬殺でしたぁ(なんとかゲットできて美味い)猪の網焼き、歯ごたえはあるが臭みもなくこれも美味い。なかなか食べることのない、猪をいただきました。
アルコールもノンアルもフリーで、飲み放題です。
丸い大きな揚げ物は「しいたけ」です。肉厚の大きなしいたけ、美味しです。バイキングは、どうしても食べすぎるなぁ。おにぎりは、くさぎ菜を使ってます。うー食いすぎや
デザートは別腹と… 柚子のシャーベットも美味い。
ふー、食った食った。もう勘弁して下さいというほど頂きました。海が無い山の中の秘境の村なので、山の幸をふんだんに使ったおもてなし料理を堪能いたしました。
最後に、お楽しみ抽選会です。くじ運のないN村としては「当たらない」のがあたりまえなので期待はしていなかったのですが、ほぼ50%の確率で当たるほど景品があったので、椎葉村の向山窯(こうざんがま)で作られたカップが当たりました。(お高そうだ)説明書によると「この村の奥には1億数千年前に活動したといわれる断層帯が露出し、いたる所に粘土層がみられます。中略‥この地域の粘土や自然素材の釉薬(ゆうやく)を使った椎葉独特の焼きものづくりを目指して、平成28年7月椎葉村向山地区に陶芸窯を開きました」とあります。ありがたく、使わさせていただきます。抽選に外れても、参加賞は配られました。
明日は、ここに9時集合です。お疲れ様でしたー 椎葉の面積は広いのですが、ほとんどが山林で平地がほとんどありません。そのため道も狭く、離合が困難な場所も多数あります。車が少ないといっても、そこそこすれ違うので運悪く離合不可の場合は、どちらかが下がることになります。トラックやバスも走るので譲り合いは当然で、みんな気持ちよく挨拶しながら離合していきます。さて、20分かけて宿に戻りましょう。山道は暗く(ほぼ街灯はない)狭いので、気を付けながら走ります。
つづく