昨年、八丈島に行った時にスーパーで、八丈島産の唐辛子を麺に練り込んだという「島とうがらし味噌ラーメン」を買ったのである。なんか自分用の土産がないかなと思って探していて、見つけたものです。

 八丈島産の唐辛子を使って、八丈島の工場で作っているので地元応援の気持ちもあります。

「沖で見たときゃ鬼島とみたが、来てみりゃ八丈は情け島」という記述があります。ご存じように八丈島は「鳥も通わぬ八丈島」といわれるほど本土からは離れているため、江戸時代は幕府の直轄領となり罪人が遠島の刑に処されています。罪人といっても政治犯も多く、また従来の島民も多く住んでいたため、島に着く前は鬼島と思っていたが、意外と情け深い島だったということでしょう。島で作られている焼酎にも「情け島」というものがあります。江戸時代は飢饉があったりしたので、閉空間で生きていくためには、島民みんなで力を合わせていかなければならなかったのでしょう。

 細いストレート乾麺と粉末スープです。麺とスープは、別々に作ると書いてます。

 おー、スープ辛そうな色です。また麺に唐辛子を練り込んでいるので、辛さ倍増といったかんじです。うはは、辛い系が好きな人にはたまらなでしょう。

 辛いっちゃ辛いのですが、食べていくとくせになる辛さで完食しました。八丈島、良かったな。