猿払村の低温+強風に耐えて、無事に朝を迎えました。眠っ~
北上するとき、中頓別町では砂金取り体験をしたのですが、鍾乳洞は時間が無くて訪問できずにいました。南下する途中で中頓別鍾乳洞に寄ることにしました。
中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園 北海道枝幸郡中頓別町旭台 入園無料なるも寄付あり(任意) 住所を調べてみましたが、旭台までしか判明しませんでした。近くに行けば、案内板があるだとうと考え行ってみたところ無事に到着です。(やはり案内板あり)
入園無料ですが、心ばかりのドネーション(寄付)をしました。羆いまっせ、貸し出し用の熊鈴がありますが、マイ熊鈴があるのである。
どうだぁ、羆除けと思ってエスコンF北海道で買ったのだ。え、これはカウベルじゃないかって?そうとも言う。
管理棟から鍾乳洞へは、アップダウンのある遊歩道を使います。管理棟からは、熊除けと思われる大音量のTV音声が流れています。屋外スピーカーを使って、かなり広範囲に音を拡散しています。羆いまっせ。
ガラーんガラーんと音を出しながら山道を歩きます。(カウベルやないかい)
鍾乳洞は3つありますが、入洞できるのは第一洞だけです。第三洞、第四洞は狭いのと崩落の危険があるので入洞禁止です。なぜか第二洞は地図にありません。
管理棟から10分くらい歩くと、第一洞があります。
入り口に、貸し出し用のヘルメットと懐中電灯があるので必要に応じて借りるといいでしょう。マイ懐中電灯は持参しました。帽子をかぶっているので、ヘルメットはいいかなと。
洞内は照明があるので、特に懐中電灯は無くても歩けますが、あればよりいいかなという感じです。
それと、結構狭い所を上っていくので気をつけていても頭をぶつける場合があります。気になる人は、ヘルメット被った方がいいかも。ループになっているわけではないので、どん詰まりまで行ったら引き返します。
念のため第三洞窟を確認しましたが入洞禁止です。
同様に第四洞も入れる状態ではありません。
幸い羆にも遭遇せず、中頓別鍾乳洞を後にします。次は、同じ町内の中頓別郷土資料館です。
北海道枝幸郡中頓別町字中頓別37番地
青少年柔剣道場が併設されており、郷土資料館見学の場合は受付に行きます。
入館料は、一般120円です。
昭和の真空管ラジオや、鉱石ラジオ・電蓄などがあります。
北海道では一時黄金ブームが訪れ、一獲千金を狙って多くの人が川で金塊採りが行われました。ゴールデンカムイのようだな。初めの頃は金塊と呼ばれるほどの塊りが見つかることもありましたが、次第に採算が取れるような量の金は採れなくなりブームは去っていきました。金が採れなくなったといっても、細かな砂金は現在でも採れるため、観光砂金取りが楽しめます。
このブログでも紹介したペーチャン川の砂金は、右のように非常に細かなものが主流のようです。実際、採れたのはこのような砂金でした。
道内で産出される砂金は、川によって特徴があるので、どこで採れたかが分かるそうです。
アンモナイトは、どこの資料館に行ってもあるようです。
「昭和の初期まで、この鈴を振りながら隣家や学校、市街地まで通った」と記述があります。今よりは、羆の生息数が多かったのでしょう。それにしても大きな鈴だな。
いつもはセコマを探すのですが、ラーメンが食べたくなって郷土資料館近くの「食楽厨房まるや」に行きます。
北海道枝幸郡中頓別町中頓別60 Pあり
「空いてますか?」
「ちょっと時間かかりますけどいいですか?」
「大丈夫っす」(それほど混んでいる感じはないが、そろそろ終了の時間だったかも)
「醤油ラーメンお願いします」
「はい」
じっくり待って着丼です。(最初から時間がかかると言っていたからな)
これは札幌ラーメン系ではなく、東京のラーメンのようです。それも、懐かしい感じのする下町のラーメンのような見た目と味なのです。めっちゃ美味いですわ、飛び込みでしたが当たりの店でした。
「ごちそうさまでしたー」結局、最後の客になりました。
北上するときに「豊富温泉」に寄ったのですが、生憎定休日だったので未訪問となっていました。ここは珍しい油を含んだ温泉ということで人気があります。リベンジします。
豊富温泉ふれあいセンターに到着です。よし、営業しているぞ。
北海道天塩郡豊富町温泉 入浴料:一般510円 温泉施設なので風呂の写真はありませんが、一般浴場と湯治用の浴場がありますが、どちらも利用可能です。うわさ通りの油ぎっしゅな温泉で、石油を混ぜているのではないかとおもうほどにおいがあります。しかーし、けっこうお肌つるつるになり嫌な感じはしません。上がり湯をかけて、油分をさらっと洗い流してから出るといいと思います。ここはお勧めです。(人にもよるとは思うが)
温泉もいいのですが、ここの食堂も大人気で行列があります。ただしローカルルールがいろいろあるので、店員さんのいう事は良く聞きましょう。まず、注文する品を決めますが、指示されるので食券は買えません。(通常カバーがかけられています)
満席の場合は、店内の椅子に代表者1名が座ることになっています。立って並んでいても、並んだとことにはなりません。椅子が一杯になったら、入り口に順番に並びます。
店員から「食券を買って下さい」と言われたら購入します。珍しい「えぞ鹿ジンギスカンライス付き」にしました。(初めて食べるぞ)もちろん、羊肉のジンギスカンもあります。
えぞ鹿ジンギスカンライス付き:990円(税込)ちなみに羊肉ジンギスカンライス付きは、1,250円(税込)
案内されたら席につきます。番号札を渡されるので、それを持って待ちます。
番号を呼ばれたから、すばやく取りに行きます。(いろんな意味で、これ大事)
エゾ鹿肉+エゾ鹿ソーセージのセットです(写真は二人前)
ジンギスカン鍋には水を入れて、水を切らすなと注意書きがあります。(え、そうなの水とか入れていなかったですわ)
シカといえば「ルイベ」くらいしか食べたことはなかったのだが、焼き肉にしたのは初めてです。まあ正直ちょっとくせがありますが、珍しい物をいただきました。(羊肉より安いしな)
これも珍しい「えぞシカ角煮の缶詰」がありましたが、写真だけにしました。近年えぞシカは増加傾向にあるようで、個体数調整の為に野生のものを一定数駆除しています。そういう肉を利用して、町興しというのもいい試みではないかと思います。
今晩は、浜頓別町の「道の駅北オホーツクはまとんべつ」で仮眠することにします。猿払村のキャンプ場では、低温と強風のためとんでもない目にあいましたが、浜頓別では風もなく車の中なので快適でした。(車なので風があってもへっちゃらです)
北海道枝幸郡浜頓別町中央北21-1
「ひぐまっぷ」ありますぜ。
つづく