えりも岬から東側の黄金道路を北上します。
別に黄金が出たということではなく、切り立った崖を削って道路を通したので、黄金を敷き詰めたほど金がかかった道路ということです。今では簡単に通過できますが、建設当時は大変だったのでしょう。部分的にトンネル化がなされており、通りやすくなっています。
今日の目的地は「道の駅虫類」です。
北海道中川郡幕別町忠類白銀町384-12
道の駅敷地の中に「忠類ナウマンゾウ記念館」があるので寄ってみましょう。
一般、入館料300円です。車は道の駅に駐車して歩いていきます。
あ、ナウマン像親子がお散歩中でしたか。前を通りますよ。
ナウマン像でかっ。まあ現代の像もでかいですからね。前身骨格を再現したレプリカですが、迫力ありますね。
ナウマン像が発掘された泥炭質粘土層は、約9万年頃前に噴出した洞爺火山灰などをレンズ条に挟む砂礫層で覆われていたそうです。したがって、この泥炭質層は最終間氷期の高海水面から海退期(約13万年~11万年前)のの頃に堆積したもので、ナウマン像はこの間のいずれの時代かに生息したものとなります。ナウマン像は日本各地で発掘されていますが、ほぼ完全な形で見つかったのはこれが最初とのことです。
ナウマン像の頭蓋骨、なんとなくストームトルーパーみたいですね。
ナウマン像が生息していたと思われる時代の展示もあります。
発掘現場は、別にあります。地図があるので行ってみましょう。車で、15~20ほどかかります。
よくこんな山の中で見つけたなと思ったら、道路工事中に発見したものとのことです。
ここの道路工事を請け負った、宮坂建設工業(株)が発見と発掘を協力したとのことです。世界的な発見ですな。この会社の名前も、ここに刻まれています。
人気もなく、山の中なので早々に退散しました。羆こえー