こないだ嬉野温泉に行ったのだが、宿に入るにはちと早い時間だったので、近場の観光地を探したら「轟の滝公園」がヒットした。
カーナビにセットして、迷うことなく駐車場に滑り込みました。
公園名のとおり、滝がメインとなります。
橋の上が、滝ビューポイントになります。川の水は、澄んでいてきれいです。なかなか良い眺めです。
滝の周りを歩けるので、上流に行ってみましょう。
不動明王尊がいらっしゃいます。説明書きによると「昭和19年(第二次世界大戦中)に鎮国々家、平和、武運、災難厄払除などを祈念して(中略)建立されたものです」ということです。滝を上流から眺めていらっしゃいます。
遊歩道が整備されているので、ぐるっと一周するといいでしょう。そういえば、駐車場の隅に鉄塔があります。何だろう? 電線はつながっていないようですが、大きな碍子は確認できます。
近づいてみると、説明書きがありました。劣化していて読みづらいのですが、「この鉄塔は大正11年に建設された九州電力㈱(当時の東邦電力)の6万ボルト送電線、武雄大村線の鉄塔です。嬉野町の街の中を通過していましたが、町の方々のご協力により、現在の山側ルートに移転したもので、これは当時の鉄塔の上部、全体の約1/2です。以下略) ということなので、撤去された鉄塔の上部をモニュメントとして保存しているとのことです。
温泉街からは少し離れているので歩いていくのは厳しいかと思いますが、車だと近いので時間があれば寄ってみるのもいいのではないでしょうか。
佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内 Pあり