こないだ、JRウォーキングで桂川町に行ったのである。JR桂川駅で降りて、徒歩で王塚古墳(おうづかこふん)に向かう。ウォーキングだからな。
道には、このような「アンブレラ社※1」のマーク(そんなわけないやろう)があるので、それをたどって行きましょう。
ここが、古墳玄室の入り口ですが、閉鎖されています。以前は、古墳祭りのとき限定で見学できたのですが、このコロナ禍で完全閉鎖になっています。(入れるといっても、ガラス越しに見ることができるだけで、玄室には入れません)
上空から見ると、前方後円墳の形が良く分かりますが、一部土地開発により切り取られています。
古墳に上がれますが、上がってしまうと単にこんもりとした丸い小山があるだけです。
ここには、王塚装飾古墳館があります。以前、古墳祭りの時に入館したので、スルーしようかと思ったのですが、特別展示で「コノマ遺跡群」があったので、入館しました。一般330円と格安です。
コノマ遺跡群は、4世紀末頃の古墳と考えられており、王塚古墳は比較的新しく6世紀後半と考えられています。7世紀中半には「大化の改新」が行われ、「あんまり大きな古墳とか、もうやめたら。薄葬令出すからね※2」ということで古墳時代は終わりを告げました。
特別展示のコノマ古墳群は、古墳時代の初期に作られたと考えられています。
そのため、作りはざっくりしており、横穴式の穴墓が多数確認されています。共同墓地みたいなものですね。
話を王塚古墳に戻しましょう。本物の玄室には入れないのですが、レプリカが古墳館にあるので、自由に見学できます。
装飾が多数施されている、玄室内部です。アンブレラマークも、確認できます。
王塚古墳を堪能したら、JRウォーキングに復帰します。
王塚装飾古墳館 福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地
※1:王塚装飾古墳の中にあるマーク
※2:セリフは作りました。