こないだ、TS-850のM.CH/VFO CHロータリーエンコーダの不調について記事を書いたが、KENWOODのハンディマイク「MC43S」でも、メモリーチャンネル/VFOチャンネルのUP/DOWNが出来るのである。  

 しかーし、しばらく使っていなかったら、UP/DOWNスイッチが固着して押せないではないか。なぜだ?

 

 とりあえず、ばらしてみる。マイクの裏面にタッピングねじが1本あるので、ブラスドライバーで簡単に外せる。

 

 スイッチの下に、なにか固形物が固着していて、それが原因で押下できなくなっているようだ。マイナスの精密ドライバーで異物を掻き出す。良く分からないが、SWの下には元々スポンジがあって長い年月(30年弱程度)のうちに固まってしまったのかもしれない。異物は黒い粉となって掻き出され、普通にSWを押せるようになりました。

 

 

 TS-850に接続し試験したら、メモリーチャンネル等が、問題なくUP/DOWNするようになりました。

 これで、本体のM.CHエンコーダーが多少不調でも、何とかなるようになりました。