こないだ、川越に行ったのである。小江戸巡りを終えて、西武の本川越に向かっていた。ん、なんとなく、「讃岐うどん」の幟が見えたぞ。


 すかさず、近づいてみた。


 讃岐らしいメニューがあるが、「汁なし坦々うどん」ちゅうのもある。ま、気にはなるので入ってみよう。


 時間も遅かったせいか、先客なし。

「ぶっかけの小を」
「11分くらいかかりますが、いいですか」
「もちろん」

 11分かかるということは、これから麺を湯がくということだ。作り置きではないのを食べられるので、ラッキーとみた。粉は、香川から取り寄せているとのこと。


 水で〆る音の後に、さらに氷で〆る音が聞こえる。これは、期待が持てそうだ。

 盛り付けが素晴らしい。この麺を見ただけで、美味い!と分かるようなビジュアルである。


 小江戸巡りの最後の最後で、すげー美味い讃岐うどんを食しました。大将とも少しお話ししましたが、接客も素晴らしかったです。

 ぶっかけの小 500円也 小:並 中:大盛 大:特盛 注文は、お腹と相談のこと。

 本川越駅前に行ったら、見回り隊が出動の準備中でした。

「町内会で、見回っているのですか?」
「いや、川越藩です」
「あ、・・そうですか、それはお勤めご苦労様です」


 空には、なにやな不穏な空気が。川越藩の皆様、今宵も町の平穏をお守りください。



 埼玉県川越市中原町2-1-13