こないだ、小平糧(かて)うどんを食べに、小平ふるさと村に行ったのである。西武新宿線の花小金井で降りて、バスで行こうとするも、本数が少なく歩くことにした。20分くらい歩いて、ふるさと村に到着しました。
まぼろしの糧うどんは、武蔵野手打ちうどん保存普及会が土日に50食限定で提供しているものである。
ここで、食券を購入し、番号札を受け取り席につく。
「15分くらいかかりますけど」
「あ、ぜんぜんいいです」
小平は水が乏しいので田んぼが少なく、小麦などの穀物が栽培されていたとか。それで、小麦を使ってうどんが作られていたのだが、貴重な小麦を抑えるために四季の野菜を添えて食べるという説もあるようだ。その四季の野菜を「糧」といい、糧うどんと呼ぶらしい。しかしだんだんと小麦の栽培もなくなり、糧うどんはまぼろしになったのだが、小平の一部の店では伝統の糧うどんを提供しているのである。
手切りですね。太さがバラバラです。讃岐うどんと同じように、足で踏むのでコシはでますが、伸びはありません。珍しくも美味しいうどんをいただきました。
ふるさと村自体は、入場料無料です。たいした展示は無いのですが、旧小平小川郵便局舎が移築されています。
昔遊びの「ベーゴマ」があったので、回してみました。お土産やにも売ってます。
昔懐かし「丸ポスト」ですが、東京には250本あり、そのうち30本が小平に存在し、自治体としては最高率とのこと。それがどうした・・とも思うのですが(笑)
ちなみに糧うどんの販売日は、HPで確認とのことです。
糧うどん 1日限定50食 500円也
東京都小平市天神町3丁目9番1号