こないだ、船橋港に「しらせ5003」を見に行ったのである。ちなみに、SHIRASE5002は退役船で、しらせ5003は海上自衛隊が運用する、現役の砕氷船です。いつものように、JR京葉線新習志野駅南口からシャトルバスに乗ったのだが、今回はイオンモール幕張とJR京葉線南船橋駅南口からも、シャトルバスが出たようです。
朝9時から開会式で、9時半ころ船橋港に到着したのだが、一気に雨足が強まった。このためか、午前中の出足は鈍ったようです。
まず、乗船の受付をして、南極教室とソラヨミ教室の予約をします。朝、早いので難なく予約がとれました。乗船料は500円必要ですが、個々の参加費は無料です。
こっちは、初めて見る現役の「しらせ5003」である。5002では、南極から短波で通信するために、巨大なログペリアンテナがあったが、衛星通信が主流になったためログペリはなくなりすっきりしました。但し、緊急用に短波用のバーチカルアンテナはあります。マストのトップにある丸いものは、TACANです。この電波をたどって、航空機は母艦に帰ることができます。
まずは、5002で行われた南極教室に参加します。ミサワホームの社員で、実際に越冬隊に参加していた人の話が聞けます。パネラーは、南極タコ(仮称)さんです。
貴重な南極の氷です。カップに入ってますが、これに水を注ぐと数万年前の気泡の音が聞こえます。空気のタイムマシーンのようです。衛生上、飲んではいけません。
今回は、auのブースが出てました。アプリが入っているスマホ(貸してくれる)で、この丸いマークを映すとクイズのヒントが見られるというものです。
はい、全問正解でお菓子と水をゲットしました。(誰でも正解できるような、簡単なクイズです)ペットボトルシールには、auの文字がある特製ミネラルウォーターです。
それと、南極観測隊に参加した人の、南極紹介プログラムもありました。いろいろとお話が聞けて、楽しいひと時を過ごしました。
今回は、船尾の模擬店はなく、甲板はすっきりしています。イベントによっては、飲食店のテントが出る場合があります。
次は、しらせ5003に乗船してみましょう。幸いというか、朝の雨のためでしょうか、乗船の行列はたいしたことはありません。
簡単な手荷物検査のあと、ブリッジを渡ります。
後部甲板のヘリ収容スペースですね。
こんなヘリが2機収容できます・・が、1機国内で事故って落ちちゃいましたね。乗員が死亡しなかったのは、幸いです。
今回は、ブリッジにも立ち入れます。
立ち入り禁止ですが、写真は撮れます。海図をみたり、国際VHFと思われる無線機があります。
しらせ5003から、SHIRASE5002をのぞみます。なかなかこういうポジションで写真は撮れないので、貴重です。
習志野第一空挺団の展示もありました。降下用の装備を背負ってみましたが、バリ(とてもという福岡弁)重くてびっくりです。
おっと、陸・海・空の人たちが応援に駆けつけてくれたようです。ちなみに、陸自の車両に抽選で乗れるというイベントがありましたが、くじ運の悪いN村はどうなったかは、書くまでもないでしょう。
いくつかチャレンジバッジを持っていたので、今回「銀バッチ」に昇格です。以前ゲットしたバッチを持っていくことが条件です。そのうち「金バッチ」もできるようです。(まだ作っていないようです)
楽しかったぞ、チャレンジSHIRASE 維持費だけでも、年間1億円くらいかかるそうです。廃棄処分が決まっていたしらせ5002を救い、維持をしてくれているウェザーニュース社に感謝です。また、自治体や企業サポーターにも感謝いたします。