
2012/01/04
今年(2012年)の年末年始時点では、東北縦貫道が無料だった。福岡→高松(プチうどん巡礼)→東京(ちょっと用事があった)→東北道(無料)→あちこち寄り道
と、走っていたら下北半島の大間岬まで行ってしまったのである。(どんだけ走っているんや)大間に着いた時は、とっぷり日も暮れてしまって、ただ寒いだけであった。お土産屋さんもオールクローズだし、トイレもクローズしていた。しかたないので、マグロのオブジェにタッチして引き返すことにしたのである。
翌日の帰りしな、三沢の航空科学館なるものを見つけて寄ってみた。これが楽しくて、時が経つのを忘れてしまうぐらいなのである。なんというか、毎日が航空祭みたいな。(笑)
初めて太平洋無着陸横断に成功した、ビードル号の模型。

1931年、米国人の「パングボーン」と「ハーンドン」の二人が、三沢~ワシントン間を初めて無着陸で飛行した。(第二次世界大戦が始まる10年前ですね) 当時車輪を格納するようにはなっておらず、空気抵抗を減らすために離陸後、足で車輪を蹴落としたそうだ。これは、当初から計画されており、簡単に外れる構造にしていた。車輪は太平洋に落下したらしい。しかし、着陸時には車輪が必要なのだが、ないものはしかたない。胴体着陸という強硬手段をとり、無事にワシントン州ウェナッチバレーに到着した。
科学館の入り口にも二人の栄誉をたたえて、銅像がある。

日本の翼、YS-11、日本エアコミューターで使用していた機材。

もう商用機は飛んでいないが、かつて九州でも短距離便として福岡~鹿児島等に就航していた。機内は狭く、決して快適とはいえなかったが、なかなか味のあるプロペラ機で好きだった。
コックピットも見学出来る。特に撮影の規制はない。

思ったより狭く、パイロット席は快適ではないように思った。なかなか厳しい環境で操縦していたんだなぁと感じる。
入館料500円、休館日:月曜日、12/30~1/1、駐車場あり。
青森県三沢市大字三沢字北山158