葉っぱのフレディーって覚えてる?
もう10年以上前に流行った本
そのCDを貸してもらった
「久しぶりに出てきて、暇だからかけてみたら泣けた・・・」
っていうからね
森繁久弥さんの朗読(さすが10年前の録音)
朗読よりも音楽が流れている時間のほうが長いかも
内容はね
大きな木の葉っぱたちが季節がめぐっていくと枯れちゃうでしょ?
死とか変化とか怖くないんだよってことなんだけど
今、どれだけ変化を求められ
その恐れと対峙してきた自分と重なって
なんだかグッときた
フレディーの友達(葉っぱだよ)ダニエルが
「君は夏が来たとき、怖かったかい?」
ってセリフがあるんだけど
そうだよね、別に夏が来たから怖いなんて思ったことないよね
でも冬が来るときはやっぱり怖いよね・・・
でも冬が来て、枯れて、雪の上に落ちて、川に流れて
そして次の生命を育む力となるんだって
わかったら冬も怖くないよね
フレディーは雪の上に落ちたとき
初めて自分のいた木の全体像を見たんだ
なんてたくましい木なんだ
こんな木にいられて僕はうれしかったな~
だって
私も日々変化しているんだよね
体の細胞もどんどん変わっているしね
目の細胞なんて二日で全部変わってしまうんだって
きっときっと私も今回の人生が終わるときに
地球や宇宙の全体をみて
「なんてこの宇宙はすばらしいんだ」っていうのかな
みんな一つとして同じ葉っぱはない
でも大きな木の一つを形成しているんだよね
その大きな木がたくさん集まって森ができて
そして地球を支えていて・・・
なるほど、今になってなんだか沁みる
「葉っぱのフレディ」でした