「最近小さい字が見づらくなってきたけど、もうメガネ掛けた方がいいのかな?」
「どんなメガネが自分の目に合うのか分からない」
「自分に似合うフレームがイマイチ分からない」
「メガネのずり落ちが気になる」
「メガネって曲がったり壊れたら修理できるの?」
メガネはいつから掛け始めればいいか・どんなメガネが本当に自分の目に合うのか、分かりにくいですよね。ご自分の目にピッタリ合うメガネを作れば、よく見えて目が楽で掛け心地も快適です。
今回は【あなたの目にぴったりのメガネを作るための7つのコツ】をお話しします。
【目次】
1.メガネを初めて掛けるタイミングはいつか。
2.目の悩みを詳しく伝える。
3.視力測定中、テストレンズで見え方の良し悪しを詳しく伝える。
4.1番見たいものがよく見える種類のレンズを選ぶ。
5.フレームは店員と一緒に選ぶ。
6.掛け心地の調整が大切。
7.アフターサービスを受けてメガネを快適に使い続けよう。
コツ1.メガネを初めて掛けるタイミングはいつか。
「最近小さい字がちょっと見づらくなってきた。もうメガネが必要かな?」メガネをいつから掛け始めるか、迷われている方もいらっしゃると思います。
メガネは見づらくなってきたり、目が疲れるようになったら掛けるのがおススメです。
見づらいのに我慢して見続けていると、眼精疲労・肩こり・首コリの原因になります。目に無理に力を入れて見続けると、眼球を支える筋肉にとても負担がかかって目が疲れてしまうのです。目を細めて見ていると、眉間のシワができたり猫背になって姿勢まで悪くなります。
目の調節力は30代後半くらいから少しずつ下がってきます。メガネはよく見るための道具ですが、目をサポートしてくれる心強い味方でもあるのです。目が楽でよく見えることが、生活の質を上げることにつながります。
見づらいのに我慢を続ける必要はありません。見づらくなったり目が疲れるようになったら、メガネを使ってみてください。
コツ2.目の悩みを詳しく伝える。
メガネ店に行ったら今何が見づらいのか、何を見えるようにしたいのかを詳しく伝えましょう。
目のお悩みは人それぞれ違います。
・「もう運転もしないし、遠くよりもテレビとか新聞をよく見たいの」
・「俺はゴルフ好きだから飛んでくボールが見たいんだ。1.2見たい」
・「仕事柄、PC作業が多くて。PCとかスマホをよく見たい」
メガネは視力と何を見えるようにしたいのかによって、お作りするメガネが変わります。悩みを出来るだけ詳しく教えていただくことが、あなたにぴったりなメガネ作りの第一歩になります。サトウでは簡単な「見え方アンケート」に記入していただき、視力測定の参考にしています。
コツ3.視力測定中、テストレンズで見え方の良し悪しを詳しく伝える。
視力測定で「この度でいいですか?」と検査枠にテストレンズを入れてもらって、実際に見てみますよね。
この時に見え方の良し悪しを詳しく伝えて下さい。「店がこれでいいって言ってるから、まあいいか~」ではなく、気になることがあったら遠慮せずに言ってみてください。
・「遠くの標識がすごくよく見えるけど、何だか目が少し疲れる気がする」
・「乱視の度を入れてもらったらよく見えるけど、足元が少し揺れて見える」
・「新聞をもうちょっとはっきり見たい」
実際の見え方はお客様にしか分からないものです。見え方の良し悪しを伝えていただくと、度数を更に調整してお客様の目にぴったり合うようにすることができます。丁寧な視力測定はお客様と店との共同作業なのです。視力測定では見え方を詳しく教えて下さい。
コツ4.一番見たいものがよく見える種類のレンズを選ぶ。
ご自分が1番見たいものがよく見える種類のレンズを選ぶことで、より良い見え方が実現します。
昔はレンズの種類と言えば、運転用メガネ・遠近両用メガネ・老眼鏡でした。ですが最近はテレビや新聞など室内が快適に見える「室内快適レンズ」や、スマホが楽に見える「スマホサポートレンズ」やゆがみを強力に抑えて「とても慣れやすい遠近両用レンズ」も開発されてるんですよ。人生100年時代になり、目の調節力がどうしても下がっていくのをメガネでサポートしてより快適な見え方を叶える流れになっています。
お客様が1番見たいものをよく見えるレンズを選ぶことが、快適な見え方につながります。視力測定の際に何種類かおススメの種類のレンズを提案されると思います。テストレンズで実際の見え方を体感して、あなたにピッタリの種類のレンズを選んでください。
コツ5.フレームは店員と一緒に選ぶ。
「メガネがずり落ちるの」「掛けてると何だか疲れるの」と時々お聞きします。こういったお悩みはお顔の形に合ったフレームを選ぶことで解決できます。
フレームをお客様だけで決めるお店もありますが、フレームはぜひ店員と一緒に選ばれることをお勧めします。
フレームは横幅・鼻幅・耳のかかり具合が1本1本すべて違います。掛心地がすべて違うのです。横幅がお顔のサイズに合っているか、鼻幅が鼻に合っているか、耳にしっかり掛かっているかがとても大切です。特に耳のかかり具合はお客様ご自身では見えませんから、店員に必ずチェックしてもらう必要があります。
こういった掛心地のチェックを店員にしてもらい、お顔の形に本当に合うフレームを選べば、ずり落ちたりせずに快適な掛心地のメガネになります。
コツ6.掛け心地の調整が大切。
コツ5で少し書きましたが、メガネを快適に使うためには「掛け心地の調整」がとても大切です。お顔の形に合うフレームを選んだら、お顔に合わせてさらに掛け心地を調整していきます。
メガネは主に鼻に当たる鼻パット・耳に掛かる部分と横幅の3つで支えています。鼻の高さや幅・耳の奥行や耳の位置の高さ・お顔の横幅は一人一人違います。お顔に合わせてこういったことを丁寧に調整することで、ずり落ちない・疲れにくい・快適な掛心地を実現できます。
また遠近両用メガネは3㎜ずり落ちただけで、見え方がガクッと悪くなってしまいます。実は遠近両用メガネは、一人ひとり違う目の位置を正確に測定してそれを基にレンズが設計されています。どんなに高級な遠近両用レンズを使っても、ずり落ちてしまったらレンズの性能を十分に発揮できません。
サトウでは遠近両用メガネをお作りする際、目の位置の正確な測定とずり落ちないようにする掛け心地の調整を丁寧に行っています。
コツ7.アフターサービスを受けてメガネを快適に使い続けよう。
メガネは購入後のアフターサービスも大切です。人によっては毎日一日中掛けている方もいらっしゃり(私もそうですが)、使っている間に曲がったりずり落ちてきたりします。踏んで折れてしまうこともあります。少しでも掛け心地が悪くなったり折れてしまったりしたら、メガネ店で直してもらいましょう。メガネは実際に掛けて使うものなので、メンテナンスが必要です。アフターサービスを受ければ、快適に掛け続けられます。
7つのコツはいかがでしたか。メガネ選びではコツを意識していただくと、あなたの目にピッタリ合うメガネが作れます。
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◇サトウでは丁寧に時間を掛けて視力測定をしているため、視力測定はご予約優先とさせていただいています。