今日は3つの病院が出るのでそこから触れます。
病院A…HIV治療のために通う拠点病院。大きい病院です。
病院B…検査のために通った、かかりつけ医が信頼を置いている大きい病院です。
病院C…家の近所にある、かかりつけ医のいる小さい病院です。信頼している先生ですが、検査などには限界があります。
それでは本題に入ります。
話は少し遡りまして、HIV治療の拠点病院(病院A)に通うようになってすぐの頃のことです。
パートナーから「一度しっかり大きな病院で検査を受けた方がいい」と言われていました。
これまでの記事を読んでくださった方には重複の説明となりますが、パートナーには感染したことを伏せていましたので、僕がすでに通院していることは知っていなかったのです。
僕は2013年秋から2014年春にかけて、月一回くらいのペースで熱を出していました。
熱が出る度にかかりつけ医のいる近所の病院(病院C)にかかっていましたが、その病院では検査に限界があり、不明熱との診断になっていたからこその提案でした。
すでに病院Aに通ってはいましたが、いきなり病院Aの名を出すのは不自然極まりありません。
それまで話に出したこともない病院でしたし、そもそもその病院のことを感染するまでは自分も知りませんでした。
そこで、かかりつけ医に別の大きな病院(病院B)への紹介状を書いてもらいました。
誤魔化すための通院でしかなければ本当に色々と無駄でしたが、自分としては別の目的もありました。
当時体力がかなり落ちていて、その原因も知りたかったのです。
普通に上れていた駅から家までの上り坂がものすごくきつかったり、土日は昼前まで寝ていた上に食事を取ったあとは日が落ちるまで寝てしまうくらい疲れていたり、特に苦もなくランニングできていた4キロを走りきれなくなっていたり、食欲が激減したりなどなど、原因のわからない体調不良が発生していたのです。
HIVの症状に疲れやすいというのは確かにありますが、それにしてもやたらと疲れるので、HIVとはまた違う何かが出てくるのではないかという考えがありました。
それで、一時的に2つの病院を掛け持ちすることとなりました。
病院Bでは病院Cよりも、より細かな血液検査を行いましたが、結局発熱や体力不足の原因はわからずじまいでした。
パートナーには大きな病院の検査でもわからなかったと伝えられて、うやむやにしたかった僕としては良かったといえば良かったのですが、疲労等の対処がわかればそれに越したことはなかったので、残念でもありました。
ただ、病院Bは本当によい病院で、なんとしても原因を突き止めるという使命感がありました。
それで、最終的にHIV検査しましょうということになりました。
その検査はさすがにお断りしました。
保健所でも陽性、病院Aでも陽性で結果が分かり切っていたからです。
それで2つ目の病院への通院は終わりました。
(終わったことはパートナーには伝えませんでしたが)
ちなみに。
HIV検査についてですが、検査は本人の同意なくして行われることはないと病院Aの先生はおっしゃっていました。
というわけで、健康診断の血液検査でHIV陽性が判明したら嫌だな~と思う方もいらっしゃると思いますが、そのあたりは安心してください。
病院Bの行ったガチ検査ですらHIVは引っかからなかったですし、今年の7月に行った職場の健康診断でもHIVはひっかかりませんでした。
ただ、自分で感染を疑っていて、そういう検査で知るのは嫌という理由の方はすぐに保健所などで検査してくださいね。
自ら進んで検査しないとわからないんです。
感染が発覚してしまったら金銭的なことが心配、という方も、絶対検査してください。
手続きが必要なのでチャチャっと事は進まないかもしれませんが、適切なセーフティネットが機能するはずです。
閑話休題。
ここで時間を入院中のことに戻します。
「パートナーには病院Bで処方された肺炎予防薬でアレルギーが起こり、病院Bはベッドが満床だったので病院Aに入院することとなった」という旨の連絡を取りました。
パートナーは色々調べる人なので、病院Aの受け入れ科を調べてばれないだろうか(取り扱う病気が少ない科なので、調べたら一発でHIV感染の察しがつきます)とか、バクタを調べてHIVにたどり着くのではないかとか、色々ドキドキしました。
すんなり僕の言ったことを信じてくれて、結果退院後もしばらくはHIV感染はばれませんでした。
普段帰りの遅いパートナーですが、この日は早めに仕事を切り上げてくれて、下着などその日に必要なものを持ってきてくれました。
熱が高く、ぼんやりしていたので何を話したかあまり覚えていませんでした。
後から聞いたところでも、皮膚が赤く、ぐったりしていたとのことです。
そんな状況でしたが、彼が来てくれたことで安堵感を覚えました。
この人に病気の事を知られたらいけないという思いも、会っている時間の中では忘れていることができました。
そして、この病気を通してパートナーのことも、パートナーと一緒にいる時間ももっと大切にしたいという思いが強くなりました。
それと比例して、なんとしてもHIVのことを隠し通さないといけないという気持ちも強くなりました。
続きます。
病院A…HIV治療のために通う拠点病院。大きい病院です。
病院B…検査のために通った、かかりつけ医が信頼を置いている大きい病院です。
病院C…家の近所にある、かかりつけ医のいる小さい病院です。信頼している先生ですが、検査などには限界があります。
それでは本題に入ります。
話は少し遡りまして、HIV治療の拠点病院(病院A)に通うようになってすぐの頃のことです。
パートナーから「一度しっかり大きな病院で検査を受けた方がいい」と言われていました。
これまでの記事を読んでくださった方には重複の説明となりますが、パートナーには感染したことを伏せていましたので、僕がすでに通院していることは知っていなかったのです。
僕は2013年秋から2014年春にかけて、月一回くらいのペースで熱を出していました。
熱が出る度にかかりつけ医のいる近所の病院(病院C)にかかっていましたが、その病院では検査に限界があり、不明熱との診断になっていたからこその提案でした。
すでに病院Aに通ってはいましたが、いきなり病院Aの名を出すのは不自然極まりありません。
それまで話に出したこともない病院でしたし、そもそもその病院のことを感染するまでは自分も知りませんでした。
そこで、かかりつけ医に別の大きな病院(病院B)への紹介状を書いてもらいました。
誤魔化すための通院でしかなければ本当に色々と無駄でしたが、自分としては別の目的もありました。
当時体力がかなり落ちていて、その原因も知りたかったのです。
普通に上れていた駅から家までの上り坂がものすごくきつかったり、土日は昼前まで寝ていた上に食事を取ったあとは日が落ちるまで寝てしまうくらい疲れていたり、特に苦もなくランニングできていた4キロを走りきれなくなっていたり、食欲が激減したりなどなど、原因のわからない体調不良が発生していたのです。
HIVの症状に疲れやすいというのは確かにありますが、それにしてもやたらと疲れるので、HIVとはまた違う何かが出てくるのではないかという考えがありました。
それで、一時的に2つの病院を掛け持ちすることとなりました。
病院Bでは病院Cよりも、より細かな血液検査を行いましたが、結局発熱や体力不足の原因はわからずじまいでした。
パートナーには大きな病院の検査でもわからなかったと伝えられて、うやむやにしたかった僕としては良かったといえば良かったのですが、疲労等の対処がわかればそれに越したことはなかったので、残念でもありました。
ただ、病院Bは本当によい病院で、なんとしても原因を突き止めるという使命感がありました。
それで、最終的にHIV検査しましょうということになりました。
その検査はさすがにお断りしました。
保健所でも陽性、病院Aでも陽性で結果が分かり切っていたからです。
それで2つ目の病院への通院は終わりました。
(終わったことはパートナーには伝えませんでしたが)
ちなみに。
HIV検査についてですが、検査は本人の同意なくして行われることはないと病院Aの先生はおっしゃっていました。
というわけで、健康診断の血液検査でHIV陽性が判明したら嫌だな~と思う方もいらっしゃると思いますが、そのあたりは安心してください。
病院Bの行ったガチ検査ですらHIVは引っかからなかったですし、今年の7月に行った職場の健康診断でもHIVはひっかかりませんでした。
ただ、自分で感染を疑っていて、そういう検査で知るのは嫌という理由の方はすぐに保健所などで検査してくださいね。
自ら進んで検査しないとわからないんです。
感染が発覚してしまったら金銭的なことが心配、という方も、絶対検査してください。
手続きが必要なのでチャチャっと事は進まないかもしれませんが、適切なセーフティネットが機能するはずです。
閑話休題。
ここで時間を入院中のことに戻します。
「パートナーには病院Bで処方された肺炎予防薬でアレルギーが起こり、病院Bはベッドが満床だったので病院Aに入院することとなった」という旨の連絡を取りました。
パートナーは色々調べる人なので、病院Aの受け入れ科を調べてばれないだろうか(取り扱う病気が少ない科なので、調べたら一発でHIV感染の察しがつきます)とか、バクタを調べてHIVにたどり着くのではないかとか、色々ドキドキしました。
すんなり僕の言ったことを信じてくれて、結果退院後もしばらくはHIV感染はばれませんでした。
普段帰りの遅いパートナーですが、この日は早めに仕事を切り上げてくれて、下着などその日に必要なものを持ってきてくれました。
熱が高く、ぼんやりしていたので何を話したかあまり覚えていませんでした。
後から聞いたところでも、皮膚が赤く、ぐったりしていたとのことです。
そんな状況でしたが、彼が来てくれたことで安堵感を覚えました。
この人に病気の事を知られたらいけないという思いも、会っている時間の中では忘れていることができました。
そして、この病気を通してパートナーのことも、パートナーと一緒にいる時間ももっと大切にしたいという思いが強くなりました。
それと比例して、なんとしてもHIVのことを隠し通さないといけないという気持ちも強くなりました。
続きます。