お酒を飲んで、たくさん笑わせてくれたり


ゆっくり私の話を聞いてくれたり


気がつくといつも私のそばにいてくれたり。



私が瞬にはまるのに、時間はかかりませんでした。



自分の気持ちに気付いた私は、優太にお別れのメールを送りました。

優太は泣いて縋ってきたり手首を切ったりしたけれど



「もう戻れないんだよ。」と静かに言うと



彼は消息を絶ちました。



私は瞬と付き合うことができるとは思っていませんでした。
彼はお客様のことで頭を悩ませたり、イライラしたりしていたから、せめて私は、おとなしくしていようと。



自ら都合の良い人になっていきました。


私からは一切連絡しない。

彼からの連絡には、可能な限りスグ応じる。



そんな都合の良い私は、当時の彼にとっては育てやすいことこの上なかったと思います。



気付くと瞬は、私の家に寝泊まりするようになっていました。
優太が薬でおかしくなってしまって


私は振り回されて



悩んで悩んで、自分でも知らない間に病んでいきました。



一人でいるのが辛くて。



そんなとき


声をかけてきたのが

瞬でした。




彼はホスト。




知らずに少しずつ心を開いてしまったのでした。




彼とは、お店以外でしか会っていませんでした。


途中で彼がホストであることを知ったけど




私には関係ないことだと思ってました。





お店に誘われなかったから。



今思えば、所謂「育て」ってやつだったのにね。






優太は多分、とても弱い人だったんだと思います。

だから、薬に逃げて


薬から逃げられなくなってしまったのかな。



私が優太を助けた(つもりになっていた)あとも、優太は薬を続けていたと思う。

優太はどんどん弱くなっていき、私に縋り…


私はこのままじゃダメだなぁって思い始めました。


優太は私に甘えてどんどん弱くなるし。


私もいつ危ない状況に巻き込まれるかわからない。




私は優しい優太が大好きだったけど





別れを決意したのでした。







優太はたくさん泣きました。



私ももちろん
たくさん泣きました。