勘違いさせて、勘違いされて、勝手に嫌われてって言われたけど。
勘違いは、してないんだよな。
好きなことに気づいただけ。
勝手に嫌われた。
嫌ってねぇし、ずっと気にしてた人を
嫌うことはねぇし、
自分のおかれた立場からしたら、嫌われたほうが良いかなって考えたけども、その後の自分が情けないこと、情けないこと。今は嫌われてると思ってるけど
それが、悲しすぎて、でも自分の感情を押し殺して、みてることは、できなかったな。
なんで、いつも自分で結果を作ってしまうんだろう。
有精卵をあたためて、これ有精卵じゃないなって、食べてしまうみたいなもん。

なんだ、その例え。笑
彼女の配信が始まって、俺のTwitterをフォローしてきた、彼女のファンが二人いた。
どちらも熱烈なファンだった。一人は外人さんで、何年も前から知ってる。
もう一人は、彼女にも信頼されてて、配信では、アシスタントもまかされてて、
俺とは真逆の人。イベントにも必ず行ってて、俺は彼に興味をもった。
でもまだ、一年ちょっとだと言う。
俺は、彼女のファンをフォローしたり、やり取りしたことはない。一人だけフォローしてくれたのは、舞台好きの俺より年上の人。でもやり取りしたのは、数回だけ。そろそろイベント行ってみようかな、本人もファンも良い人ばかりだから、来てくださいよってのだけ。
あの変なリプばかりしてる俺ですよって言ったら、先輩は爆笑って返してくれた。
アシスタントの彼には、全てを話した。
ほぼ俺が一方的だったけど、返信があればって感じで、DMのやりとりをした。ツイにもリプ返して。
卒業宣言して、彼女のツイートも見ないようにするわ、だから君もフォロ解して、ブロックするねと告げた。
彼はその事をツイートした。数時間後に彼女にTwitterを俺はブロックされた。
これが彼女の答えなんだな。大好きだよって発言にたいして、Twitterにも
似たようなこと書いたし。まぁいいわ。
配信は、名前を変えてときたまみてた。
彼とはTwitterのやりとりは続けた。
彼女には、ブロックされたしみてないだろうと。ただ、彼が変わっていった。
名前をださずとも、妄想で、彼女に迷惑かけてる人がいると。俺の事いってるんでしょってリプすると、ちがうとはぐらかす。それを彼女がみてたのか、彼が苦情いったのかしらないけど、
彼女がファンが争うのは、嫌いって俺の垢を特定してきて、ブロックしてきた。
俺は、理不尽だとおもった。
むこうは太客で、俺は、顔も見たこともない在宅だからか、怒りにまかせて、暴言に近い、抗議のメッセージをいれる。
彼にも暴言を吐く、怒りにまかせて。
彼には、裏切られたって気持ちがあったわ。全てをさらけ出してきたのに。
なんで、人ってこんなに変わるのか、つか、俺が騙されてたのか。
数日後、彼女から絶縁メールが届く。
気になる発言の言い訳と、もう配信にも現場にもくるなと。
配信でやりとりしてたのとは、違う冷たい文面。
これで終わった、ほんとに卒業だって、
数年間スクショしてきた、彼女の画像を全部削除した。と同時にとめどなく涙か溢れた。俺は何をやってんだろう、やってんだろう。
たまたま彼女の親友さんのツイートを思い出した。
好きな人には、優しくするじゃん
好きなひとも優しくされて、永遠ループでしょ。
ケンカしても仲直りして、愛にかわって。
このツイートは、誰に向かってのだろう。ほんと、そうだよなって思ったわ。
毎回、毎回、昔から俺は、同じことを繰り返してる。
ほんとに、自分が嫌になったわ。
たとえ、相手がどんなひとであろうとも。


2020年コロナ感染が拡大する。
世の中は、外出自粛に入り、とくに
エンタメ業界は、大打撃にうける。
俺はアイドルの暴行事件をおっかけていて、被害者を擁護、応援してる人らと
Twitterでやりとりをしていた。
運営批判、擁護派、対立する、運営擁護派がいて、その中には、ネット特有の変な人もいて。
一月に交流が増え、フォロワーが増えた。なんか迷惑がかかりそうだから、
Yさんのフォローを切って、リプは控えめにしてた。でも毎日更新があればチェックしてた。
そんな彼女がコロナ自粛で、ファンとの交流が絶たれたから、ラジオ配信を始めた。ファンとのやりとり、自分の恋愛観いろんな話がきけた。
ファンが、マウントを取るって話になっていて。応援してくれる人はみんなファンなのにねって話になっていた。
完全在宅でなんも貢献してない俺は、
俺はファンじゃないのかもねって、コメントをいれてみる。
君はーって、Yさんが話始める。
この人は、顔も見たことないし、イベントも来てくれないし、でも頭の記憶の片すみにいつもあって、気にする、気になる人。って言われた。これが勘違いの始り。
すかさず、忘れられない人いるって、イムフなコメントを返す。小さい声で入力しとこうって聞こえた。
こんときに、違う、こう言うことって笑ってくれればよかったのにね。
俺は、その言葉を気になりだす。
もちろん、配信で聞いたりはしない。迷惑だから。ある人がYさんは、誰さんが好きなの?ってコメントがあったが、スルーされてた。そこでも弁明とかできたのにね。忘れてんだろうか。
Twitterの診断アプリで、あなたのツイを見てる人、気になってチェックしてる人ってあってやってみるとYさんの垢があった。それも6位、数日間やってみると、必ずランクインしてる。ランク外になっても翌日に入ってくる。見られてる、ほんとに気にされてる。いつのまにか変な感情が沸いてきた。今までなかった感情が。
ラジオ配信が終わり、一週間くらいして、顔出し配信が始まる。推しの顔がみたいでしょって笑
もちろん、参加するんだけども、いつもとは、違う。あの言葉があったから。
いつも通りにコメントするけども、彼女の表情に注目するようになっていた。
前の配信で俺のニックネームは、呼び捨てでいいやとか言ってたけど、前から呼びすてだったけども。笑
顔も知らない俺にフレンドリーにしてくれた。
ある日、彼女が金髪にしたいと言い出す、その時は、茶髪でそれが似合ってて可愛いと思ってたから、茶髪のほうがって返すと、髪色変えても私は私だからって返ってくる。笑
矢沢みたいって俺は心のなかで笑った。
一週間くらいして、インスタで金髪を披露、コメントに松嶋尚美ってよぼうってジョークを入れる。
配信で、金髪を披露。俺はこのとき、何をコメントしたか覚えてない。
すると、彼女がすねはじめて、俺のニックネーム言って、さよならって言い出す。ポッキー食いはじめて、可愛いって言ってくれないとポッキーあげないと。
こんないじけた姿はじめてみた。
あの言葉とTwitter見られてると思ってた俺はこの子ほんとに俺にって思うようになる。そして、感情が高ぶる。
コメントは、読まれるが、何を言ってるかわからんって返ってくる、絶対に俺だけに怒ってんじゃん。笑
なんか、愛おしい。かったんだけども。
彼女は、配信後、ツイにも書いた。
茶髪がいいとか、おいといて、髪色変えたら可愛いいって言え。激おこじゃん。
もちろん、俺だけにじゃないと思ってたんだけども。
言い訳リプして、俺も可愛いいって言ったじゃんとか入れた。
他のファンも可愛いねって入れてる、数時間したら、ほとんどの人にいいねがついてた。なのに、俺にだけない。
ツイに去るものは追わないって書いてあって、なんか無性に腹がたった。
もうしらんって、配信のチャットできるとこに文句書いてその配信を退会した。
なんで、俺こんなに感情的になってんだろ。笑
すぐ、配信に入り直して、他のニックネームで配信をみる。なぜ他のニックネームにしたんだろうか。笑
完全に嫌われたとか思ったからか、俺は俺で怒ってたからだろうか。笑
翌日の配信で、インスタの話をきりだす。でもやっぱやめるって少し笑った。
たぶん俺のことか。インスタにも金髪を投稿してて、そこに俺はかわいいって入れた。まだ変な怒りが残ってて、あら可愛いいってね。笑
彼女の怒りは、俺にたいしてのもの、話したかったのも俺への愚痴みたいなもんだから、やめたんだろう。
俺は俺で、恋してることに気づいてたから、しばらく自分のニックネームを変えて配信をみてた。そのうち後ろめたさと何やってんのって感じでニックネームを戻したが。成り済ましてみてたって白状して、通常に戻る。別に金髪のことは、謝ったりはしない、周りが変に思うから。ただ、彼女の返しが冷たくなったような気がするが、タメグチは、変わらずとコメントをスルーされることもなかった。別にこの人と付き合える訳でもな
く、口説ける訳でもなく、つもりもないが、好きって感情が高ぶってる。もういいオッサンなのに。笑
思えば、在宅の俺は、配信があるたんびに虜になってたような気がする。つかそうだった。現場行ってたらどうなってたんだか。もっと昔に虜になってたんだろうか。気になる人とも言われなかったんだろうな。俺はこの人から卒業しようと決める。でも好きな気持ちは伝えたかった。なんで、配信終了間際に、大好きだよって入れる、終了間際なら、そのコメントをみる人はいないだろうと思ったし、スルーされるだろうと。
スルーは、されたが、配信をきるまえに、彼女は俺のニックネームを呼んだ。
伝わったな、これでいいやって。
次の配信が最後だ。
最後の配信は時おり、泣きながら彼女の歌をきく、雨のなかあるったから鼻水止まらないってコメントしながら。ほんとは涙だったんだけども。