我が家は、我が子は


2/5まで戦い抜きました。

2/4に納得のいく合格は💮いただいておりましたが、2/5午前を受験するかどうか最後は子供に決めさせました。


「どうする?」

「、、、受けるよ。こっち(2/5)の方が偏差値高いしこっちに受かったら行きたい」

「そっか」


この時の子供(私も)は第一志望不合格がまだ受け止め切れておらず、少しでも高い偏差値のところにこだわっていた部分がありました。後に2/4で受かった学校も実は超激戦で受かったことが奇跡的だったことを知り、鳥肌が立ったのですが、渦中にいる間は見えなかったのです。


無の境地でした。電車🚃に乗って我が家と同じような親子を何組も見かけましたが今日この時間に電車に乗ってるということはどの親子も「そういう事」。


子供は我が家と同じような親子がいる車両に乗りたがりませんでした。プライドと悔しさと、どうしようもない気持ちだったのでしょう。


「行ってくる」そう言って校舎🏫入り口で笑顔で手を振る息子を見て泣き崩れるのを必死で堪えました。頼もしくなった背中。3年前に買ったばかりの時は大きくて不安定だったリュックも今はピッタリのサイズになり、つい数日前までテキストでパンパンだった。何個もぶら下がった御守り、おやつの入った小さなバッグ。この景色は今日で全て終わる。この気持ちを共有できるのは今ここのグラウンドに立っている親だけです。


2/5の午前終了。全ての戦いを終えて、待ち受ける保護者の列。抱き合いながら涙を流す親子も何組も見かけました。


2/4までは見られなかった「記念写真撮影」をする姿もちらほら。終わった、とにかく終わったんだ。晴れ晴れとした空気が流れていました。できれば味わいたくなかった、でもこの経験はいつか役に立つ、そう思わなければやってられませんでした。2023年の中学受験を最後まで戦い抜いた勇気ある戦士、誰かが慰めのために作った言葉かも知れませんがそれでもありがたく、救われる一言でした。


空は快晴。芝生と青空のコントラストが沁みました。


我が子も小走りで胸に飛び込んできました。お疲れ様。頑張ったね。それ以外の気の利いた言葉など何一つ出てきません。


「頑張ったよ。難しかった💦でも最後までがんばった」


そうだよね。ごめんね。こんな辛い思いをさせて


「ママありがとう。ママで良かった」


この言葉で私の涙腺は崩壊しましたえーん


戦いは、終わったのです。


正直、後半にこんなメンタルになるなんて。聞いてはいたけどこんなに重いものだったなんて知らなかった。そうだよね。「失敗した」経験の情報は少ないもの。


2/1の合格、とりわけ2/1午後の合格がどれだけ大事か。塾が言う何倍も警戒すべきだった。


自分の責任なのですが、塾はそこまで責任負わないものね、、と未だにスンとした気持ちになります。