以前仕事でとある物件の境界杭を見つけ写真を撮ってくるというミッションがありました。

これをミッションと呼ぶには理由があり、その物件は結構な傾斜に建っていて、草木が生い茂り、
境界杭を見つけるのに物凄く苦労した思い出があるからです。


 

小雨振る中カッパと長靴で草木をかき分けふかふかの土に足が埋まりながら気分はランボー。

自分の湯気で眼鏡を曇らせ必死に探していると、心優しいお隣さんが声を掛けて下さり、
こっちからなら探しやすいかも?と
お隣さんの敷地に少しお邪魔させて頂きながら探しまくりました。

8か所あるはずの境界杭でしたが、とうとう7つしか発見できず、
あと1つは恐らく崖の下なのでパラシュートが必要だったかもしれません^^

その時感じた無念さからか、道を歩く時に境界杭を探しながら歩く癖がつきました。


数か月経ったある日息子と何気なく近所の公園でキックスケーターで遊んでいると、
にょっきり突き出す境界杭を発見。

辺りを見渡すとそこは境界杭だらけ。
思わず近くまで走って近づきじっと鑑賞。

以前のミッションの時は土に半分埋もれているような境界杭を諸々を掻き分けて発見しましたので
こんなににょっきり飛び出しているのを見つけて激萌えしてしまいました。

その公園に遊びに行く度に息子も
「ママ~!きょうかいきゅい!あったよ~~!!」
と喜んでいます。