ブログをご無沙汰してしまってすいませんでした。
書いてないにも関わらず訪れていただいている皆様には,
本当に申し訳ない気持ちと,感謝の気持ちでいっぱいです。
2月25日に千葉県立高校の入試が行われまして,
26日の朝刊にその問題が載っておりましたので,
昨日の夜,数学だけ解いてみました。
ちなみに問題はこちら↓
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/10/cba/cba-su/su1.html
解いた順番で行くと,
まず大問1番
ここは特に説明する問題はなし。
続いて大問2番
(2)が,何個あるかが分からないのがちょっと難しいか。
(5)は文字になってしまうと若干難しいかもしれないが,
2本と3本で切り込みが入ってる時にどう計算するかを考えて,
そのまま文字にすればできるが…。
(6)の作図はちょっと作業が多い気がするが。
新聞に掲載されている解答は,これで合ってるのか疑問。
BとCで長さを取った印がついてないし,
EとFにも,この点を作図したと示す点印がついてない。
僕なら減点します。
大問3番はなかなかユニークな問題だと思いました。
(1)は文字で置ければ簡単ですが,
(2)が問題ですね。
当然(1)とは違う切り方をしなきゃいけないんだけど,
この切り方が思いつくか。。。
思いつけば,あとは方程式を同じように立てて簡単にできるんだけど。
次に大問4をやろうとしたんだけど,先に大問5に行きました。
という訳で大問5
これはなかなかの難問なのではないかと思います。
中学生がしっかりと場合分けをして最後まで解くことができるのか?
グラフの4種類の傾きそれぞれが,
・PとQが背を向けて逆方向に進んでいる
・PとQが互いに近づくように逆方向に進んでいる
・PとQがPを前に同じ方向に進んでいる
・PとQがQを前に同じ方向に進んでいる
のどれかだということが分かるだろうか。
(1)で分からなければもう終わりですね,この大問は。
ただ,この場合分けがしっかりできた時点で,(3)までスイスイ行くと思います。
そして最後に大問4
これは不意を打った問題ですね。
(1)の(a),(b)は全然難しくないんですが,(c)はけっこう難しいと思う。
てっきり合同とか相似の証明をしたくなりますが,
まさかこんな方法で行けるとはねぇ。。。
(2)もけっこう難しいと思います。
ただ,(1)ができないからと言って(2)をやらないというのはもったいないかもね。
入試の時間内ではキッチリ示すことができなくても,
なんとなくそうなんじゃないか?ということで三角定規を考えればできちゃうからね。
大問4,5でかなりの苦戦をして,
結局40分ぐらいかかってしまいました。
20分ぐらいで終わると思ってたのになぁ。
でも,久々に入試問題を解いて,
これは解説授業やりたいなって思いました。
ビデオカメラ買ったらどっかの集会所を借りて1人授業したいです。