安河内哲也先生の「頭のいい子の育て方」という本を読みました。

私は安河内先生の大ファンで,

安河内先生が書いた本は参考書以外はすべてチェックしてるんですが,

今回の本もとても読みやすく,

なるほど,と思うことが多かったです。


私には子どもがまだいませんが,

この本の中には教育のヒントがたくさん隠されているような気がしました。


子どもにやらせたいことはまず親がやる,

っていうのは,学校にも当てはまるかもしれません。


私が塾で教えてた頃は,

生徒の前で予習するなんて邪道だと思っていました。

でも,もしかしたら,

生徒が見えるように自分が勉強することで,

生徒も少しは勉強する気になるのかな,

とか思ったり。


私の場合は,準備をしっかりやってるっていうのはアピールしていたので,

その辺は問題ないかもしれません。


ただ,塾で読んだ本をアピールするために紙に書き,

廊下に貼ろうっていう企画を考えたんですね。

もし,本を読むことがいいことだからみんなもやろう,って言ったときに,

生徒だけやってて自分がやらないのではあまりよろしくないな,と。


でも,こういうシチュエーションで,

実際に先生もやるパターンって,どれだけあるんでしょうか。

僕は見たことないなぁ。


あるいは,会社でも,

部下にはやれやれって言っておきながら,

上司がやってることってどれぐらいあるんだろう。


そんなことを考えました。


この本では,5つ作戦を立てて4つ失敗してもめげるな,

ってことが書いてありました。

でも,これってかなり厳しいよね。

やっぱり成功率が低いと親の方も教育する気失せちゃうんじゃないかな。



音読の効果についてもこの本で触れています。

音読の教材って意外にいろいろ出てるんですね。

歴史とかも出ているとは知らなかった。。。



そんなわけで,いろいろと教育のヒントが書いてあるこの本です。

ぜひとも読んでみてください。


頭のいい子の育て方/安河内 哲也
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