主人公、茅島藩、名倉彰蔵。
幼少時に武士としての身分が下士である故の不遇に会い、父親を亡くした。
だが今、彼は出身の身分として相応でない破格の地位、藩筆頭国家老の職に就く。

その出世には竹馬の友、磯貝彦四郎の存在が…

頭脳明晰、剣術は師範並みだった彦四郎、将来を嘱望されていた。

しかし、彼の最後は卑怯者とのレッテルと病による不遇の死を遂げた事を、後に彰蔵は知る。

彰蔵、彦四郎。彼らの数奇な運命は十四才に起こった、百姓一揆から始まる。
武士、百姓の命を賭けた駆け引き。
一揆の根本にある物をまざまざと魅せられた彼等は、それぞれの覚悟と信念を持ち成長するのだが…

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やっぱり、百田さんは裏切らないです。
男の生き方を描けば一番だと思ってます。
どの書籍も、必ず鳥肌の立つ場面があり、読み終わった後に自分への影響がありました。

『刀を抜いた時は、相手を仕留めるか、相応の傷を負わさなければ士道に悖る。だから、出来る限り刀を抜くことのない世界を目指す』

これは武道、いや、人の関わりの中で大切な物だと感じ、自分にも反映させねばと思います。

新刊 "海賊と呼ばれた男"も単行本化を待たず、(小遣いが無いけど(~_~;))
買おうと思うのでした。

是非、一読して欲しい一冊でした。