有川さんの連チャンです。
この本『図書館戦争_内乱』のスピンオフ?らしいですね。
あのシリーズは未読なんで、今度足を踏み入れてみようかな。

関西から上京し、3年の伸行。
彼は昔、感銘の受けた小説の感想をPCサイトで検索する。
ひとみと言うハンドルネームの女性が綴る感想に自分と似通ったセンスを感じ、メールを出す事から始まる。

まぁ、どこにでもあるネットでの出会いですね。
その内、実際に会うまで発展します。

直に会ってみると悪くない容姿を持つのだが、伸ばしっぱなしの髪の毛で全体的に野暮ったい印象。メールでの繊細で真摯な文を綴る彼女が、
•食事は内容云々関係無く、静かな所という条件を譲らない。
•映画も内容は関係無く字幕を譲らない。
•遂には自分の番で重量オーバーでブザーのなるエレベーターから降りようとしない。

幻滅をした伸行はひろみを関西弁で酷く責めてしまう。

涙し頭を下げる彼女の髪の隙間からみえた耳には補聴器が。

彼女の聴覚障害を知り、全てを悟る伸行。彼は必死に障害を理解しようとするのだが…

この本で私も中途失聴と難聴、聾の違いや、互いに持つ感情の違い等、気付かなかった事が沢山でした。
が、障害者の方は、今、正に私の "気付かなかった" と言う世界で生きている事実も改めて気付かされました。
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あぁ。伸行みたいに心の広い人間になりたいデス。