『 ジウ 』Ⅰ~3
著者 誉田哲也

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今回はドラマから入りました。
原作が誉田さんと解り、小説に入りました。

ドラマは飛び飛びで全部見れなかったですけど、
主人公の門倉美咲=多部未華子さん
伊崎基子=黒木メイサさん

役柄的にぴったりだった為、
小説を読んでいる時は、二人が否応無く私の頭の中で活躍してました。

が!メイサさんの役柄、基子は小説の中では、エグいエロい!
(忠実に描写するには、映画でもヤバイかも)

内容は、
特殊犯捜査係【SIT】に所属する美咲と基子。美咲は、優しい心を持ち泣きの演技のうまさから、"カンヌ"と渾名され、主にネゴシエーション役をする。

一方、基子は格闘技の達人、接する人間を強いか弱いかで判断し、どの様に殺せるかを常に考えるヤバイ奴。
(実は私も道場帰りは、歩いている人に対して、死角に何気なく動いてみたり、自分の体勢がどうとか、考えたりしてしまいます。ヤバ。)

彼女は、子供の指を切り取り脅迫するという残虐な誘拐事件の解決に寄与した功績により、女性初の、SAT隊員となる。また、美咲もネゴシエイト役で、怪我を負うも活躍する。

静と動、二人の関係は、以前レビューした誉田さんの『武士道シックスティーン』にも良く似ていますね。

その後の調査で、主犯が中国人の少年・ジウに焦点が合い、捜査を始めるのだが…

裏で蠢く、大ボスの宮地。警察官僚をも取り込み、事態は渋谷一帯でのテロに発展していく。

また、この宮地の経歴がエグい。
人をミンチにする事なんて朝飯前。

彼の思想 “新世界秩序” に基子は感化されていくのだが…

やっぱり、映画化して欲しい様な?
グロテスクですが、恋愛有りで楽しめた物語です。
嫌いではないですね。

ジウの存在感が薄かったのは残念。
かな?