『博士の愛した数式』著者:小川洋子

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私は一応、学歴も職行柄も理系です。

この本には、沢山の数式、数学的理論が出てきます。
友愛数、虚数理論、オイラーの公式…
知ってたって?
当たり前!初歩!もちろん……






ウッキ~!
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公文のC-aくらいから出直しますドクロ




真面目に、私は数列系は嫌いでした。こんな事、誰が見つけてきてん!
どこでつかうねん!とか思ってました。

しかし、この本で出てくる博士は唯一普遍の数学いや数字に美学を感じ、尊敬をもって接します。

特に、家政婦 "私"やその息子 "ルート" に対して数学を教えるアプローチは見事なわかり易さです。

ひたむきなほど、数学を愛する一方、子供に対する庇護心も強く、何事にも子供を第一に考える素晴らしい人。



しかし、彼の記憶は47歳から
『80分しかもたない』のでした。

日常的に、必要な事は身体中にメモを貼り対応しますが、
朝起きて、まず目に入るのは
『僕の記憶は80分しかもたない』のメモと絶望。毎日、毎回と繰り返される。

しかし、悲壮感は無く、眈々と静かな日々を過ごす、そこへ、新しい家政婦 "私"、息子 "ルート" が加わり、手探りながらも、心温まる生活が始まる。

一言で言えば "暖かい"本です。
遠赤外線ですよ。
一読あれ。

追伸
亀山、新庄、時代のタイガース。
ペナント争いに喰い行った、あの時を知っている方も楽しめますよ。