太陽の子
著者:灰谷健次郎
この本、レビューされる皆さんの評価が高く、一読したく思ってた本です。
私は、戦時中の話だろうと勝手な先入観をもっていました…
しかし、舞台は、戦後30年。
神戸湊町にある沖縄料理を専門に出す
"てだのふあ•沖縄亭"。
主人公は小6の女の子 "ふうちゃん"。
神戸で生まれ育つ彼女。その母は沖縄出身で"てだのふあ亭"を切り盛りする。
母と同郷の父は精神的に病み、周りの人達に支えられて生きていました。
"てだのふあ亭"には郷土を愛しむ人達が夜な夜な集まります。
ふうちゃんに手玉に取られる青年、ギッチョンチョン。
沖縄から着て、親に捨てられ、暴力と孤独の中で生きていたキヨシ少年。
いろいろな人の、考え、成長、暖かさが垣間見ることが出来ます。
しかし、ふうちゃんは気付きます、周りの皆は沖縄の美しい事、楽しい思い出しか、話さない事に。
戦争と沖縄の悲しい歴史に、幼い女の子が目を逸らさず、対面しようとします。
何故なら、父の心が30年経った今でも蝕まれていく原因は、そこに有るのではないかと。
作中に、『知らなくてはならない事を、知らないで過ごしてしまう様な
勇気の無い人間になりたく無い』
と彼女は綴ります。
戦争により肉親を、毎日の幸せを、踏みにじられた沖縄の人々のトラウマ、考え方を、真に考えさせられました。
阪神大震災、東日本大震災、いや、今起こっている全ての内戦、戦争、紛争。
ここでも、同様なトラウマ、心の病を持つ人が必ず居て、苦しんでいるのかと思うと、いたたまれません。
どうか、平穏な日々を取り戻して欲しいと祈ります。
最後に、ふうちゃんの『うれし』ってセリフ良く出るんですが、
関西弁で、私、ボソッと言われるのってすごく好きです。
(どうでも良いって?)
著者:灰谷健次郎
この本、レビューされる皆さんの評価が高く、一読したく思ってた本です。
私は、戦時中の話だろうと勝手な先入観をもっていました…
しかし、舞台は、戦後30年。
神戸湊町にある沖縄料理を専門に出す
"てだのふあ•沖縄亭"。
主人公は小6の女の子 "ふうちゃん"。
神戸で生まれ育つ彼女。その母は沖縄出身で"てだのふあ亭"を切り盛りする。
母と同郷の父は精神的に病み、周りの人達に支えられて生きていました。
"てだのふあ亭"には郷土を愛しむ人達が夜な夜な集まります。
ふうちゃんに手玉に取られる青年、ギッチョンチョン。
沖縄から着て、親に捨てられ、暴力と孤独の中で生きていたキヨシ少年。
いろいろな人の、考え、成長、暖かさが垣間見ることが出来ます。
しかし、ふうちゃんは気付きます、周りの皆は沖縄の美しい事、楽しい思い出しか、話さない事に。
戦争と沖縄の悲しい歴史に、幼い女の子が目を逸らさず、対面しようとします。
何故なら、父の心が30年経った今でも蝕まれていく原因は、そこに有るのではないかと。
作中に、『知らなくてはならない事を、知らないで過ごしてしまう様な
勇気の無い人間になりたく無い』
と彼女は綴ります。
戦争により肉親を、毎日の幸せを、踏みにじられた沖縄の人々のトラウマ、考え方を、真に考えさせられました。
阪神大震災、東日本大震災、いや、今起こっている全ての内戦、戦争、紛争。
ここでも、同様なトラウマ、心の病を持つ人が必ず居て、苦しんでいるのかと思うと、いたたまれません。
どうか、平穏な日々を取り戻して欲しいと祈ります。
最後に、ふうちゃんの『うれし』ってセリフ良く出るんですが、
関西弁で、私、ボソッと言われるのってすごく好きです。
(どうでも良いって?)
