妻の不倫発覚により、不倫への判断基準が揺らいでいる私の傍に、8歳年下の女性社員が中途採用で入社した。
指導員的な立場となった私は彼女に様々なことを教えた。彼女にとっては初めての業界であり、まったくの素人。後輩教育はわりかし得意であったため、私は基本知識から丁寧に教えた。彼女は飲み込みが早く、教え甲斐があった。
最初は若くてそこそこかわいい後輩社員程度であった。男性ばかりの部署であったことも理由であろう。しかし近い距離で接しているうちに私は彼女に魅力を感じていった。
それほど美人というわけでもなく、スタイルが良いわけでもない。ややおとなしく、あまり意見を言う方ではない。周囲との衝突は気配すら好まないのか、基本的には相手に合わせる。かといって暗い性格なわけでもない。
背は小さく、目が大きく、口が大きな女性だった。話しているうちによく笑うようになった。口を開けて笑う、口を閉じて笑う、両方よく見るがとにかく口に魅力を感じた。
「口が大きい女はエロい」というものを聞いたことがあったが、確かに彼女の大きな口は魅力的だった。
私は彼女と話すために、仕事を効率的に進めた。手を空けて彼女を指導する時間を増やした。仕事を早くこなし、ある程度結果を残す私を見て、上司は私の担当業務を増やしていった。私はその業務の一部を彼女に外注していった。外注する為に彼女に基本のやり方を教え、出来上がりをチェックし、また別の業務を与えた。
自然と彼女の情報は増えた。好きな食べ物、好きなお酒、少々性格はずぼらであること、彼氏がいること、彼氏がいること、彼氏がいること・・・。
彼氏の不満をよく聞いた。彼氏は自分の考えを強要する気がある様子で、彼女は不満がっていた。
ある時、彼氏と別れたと聞いた。その時には私は彼女へ好意を持っており、食事に誘う機会を伺った
続きます
