エルサレムの響き3

エルサレムの響き3

フォロー、無言で結構です。お気楽にどうぞ。
保守派ですが、愛国心の押し付けに反対するため、小説を書いています。
note 大川光夫 で検索してください。「 愛国者学園物語 」という題名です。

サウジと言えば、イスラム教の聖地を持つからか、その教えを厳格に守り、女性には厳しい制限を課してきた。

例えば、外出時に家族の男性の同伴が必要とか、生活においても男性の後見人が必要な時があるそうだ。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3070049

2015年の記事。厳しい制限があることがわかる。

 

 

女性は、2018年までは自動車運転免許が取れなかった、

イスラム教徒の女性として、頭を覆うヘッドスカーフはもちろん、黒衣のアバヤを着なくてはいけなかった、など様々な決まりがある。2018年にアバヤ着用は義務ではないという見解が出た。また、女性はパスポートが自由に取れるようになったという。

 

 

今年3月の記事では、サウジ女性の社会的地位は、以前に比べて向上していることが伝えられている。

https://www.asahi.com/sdgs/article/14855631

 

 

 

今年5月には、サウジ人女性の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションへのミッションに参加した。

ラヤナ・バルナウィは生物医学の研究者として、幹細胞や乳がんの研究を行うことを計画した。彼女はアラブ人女性としても、初の宇宙飛行士である。

https://www.youtube.com/watch?v=VCCgGc2eI34

 

 

 

 

https://www.bbc.com/news/world-middle-east-65671485

https://www.arabnews.jp/article/saudi-arabia/article_92420/

 

 

以前に比べれば、社会進出が可能になったサウジの女性たち。政府が推進する「ビジョン2030」でも、労働力に占める女性の割合を22%から30%に増やすことになっている。そのためには、これまでの慣行を変えることが必要だろう。社会で自由に行動できなければ、仕事をすることも困難になるはずだからだ。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/middle_east/sa/sj-visionoffice/links/SVpdf_jp.pdf 

(日本語版)

 

 

 

その一方で、サウジはイスラム教の総本山でもある。

伝統的なイスラム教文化と、女性の社会進出は相反するように私には思えるが、果たして、未来はどうなるのか。

イスラム保守層は、サウジ女性の活躍を「止める」のだろうか?

 

 

 

 

では日本女性の社会進出はどうか。ジェンダー・ギャップ指数という点では、日本は先進国で最低で、下のレベルである。

昨年のそれは146カ国中116位だった。

https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2022/202208/202208_07.html

女性政治家の数も女性科学者の数も少ない。決して、サウジを批判できる立場ではないことも事実だ・・・。