うわ もう10月
8月終わりから9月は生きてきた中で一番
・・・とまではいかないけど
三本の指には入るくらい大変な期間でしたよ
例のアレでクラスターが発生
第7波は驚異的な感染力でいたるところでクラスター
保健所もてんやわんやだったんだろうね
それぞれの施設判断でお願いします
なんて感じだった
一応BCP計画はちゃんと作成してあったけど
あ〜これが机上の空論というんだなぁと遠い目になった
(自分達で作成したにも関わらず)
あれよあれよという間に3日間で職員利用者合わせ16名の陽性者
その後も出続け結局職員ほぼ3分の2が罹患という事態に
住み込みかと思うような勤務状態で20日間ほど頑張った
体力も相当削られたけど精神的にキツかった〜
隔離期間終了まで無事に生かせておけるのだろうか
なんて感じで気を抜けないぎりぎりな毎日だった
その上 自身も微熱喉の痛み鼻水なんて風症状が出始める
体温37.6
滅多にというかほとんど熱発なんぞしたことない私
これはまずい・・・・と念の為抗原検査をしたら結果陰性
休むわけにはいかないから陰性でよかった
かなり怪しいけど(間違いなく罹患していると思ってるが)
とりあえず陰性だし
抗原検査陰性の大義名分をもらって業務に当たってた
一応、陽性者対応で
本当に大変だったけれど
これを乗り切った今 ちょっとやそっとのことには動じなくなった
なんとかなる なんとかできちゃうよね って感じ。
人員不足の中、体調悪くて休みますとか遅刻ですとか
今月中に有給消化させてくださいとか
シフト上でもいろんなハプニングが日々繰り返されるけど
そんなことは些末なことで なんとかできるって全然平気になった
そう何事も経験 あの大騒動を経験できたおかげで
些末な事では動じなくなったし
何より毎日の「普通の日常」がどれだけ貴重でどれだけ特別なことか
そのことが身に染みてわかった 当たり前なんてないんだと思う
おかげさまで という感謝の気持ちが自然に湧いてきたよ
後日談
全てが収まりやっと日常が戻った頃
ふと気がつくと なんと匂いがわからなくなってたー
というか今でも通常時の3分の1くらいしかわからない状態
直接鼻で嗅ぐと香るようにはなってきたけれど
(先日ふんわりと金木犀の香りを認識できて感動した)
風味というやつ 食べている時鼻の奥に抜ける風味が未だない
だからコーヒーやビールを飲んでも苦いだけ
カレーを食べても辛味だけ という感じで舌で感じる味覚はあるけど
香りがわからん という状態 間違いなく後遺症だわ
やっぱりあの時のあれはあれだったんだな
陽性じゃなかったから 補助金も保険金ももらえないという
一番損なパターンでした 笑




