ここ数ヶ月、広島という言葉を何度耳にしただろう。広島出身なんです。福山に会社があります。広島から来ました。日本ってこんなに、広島県人ばっかりなの?と思えるくらい。
私のJR の予約画面はなぜか2年前から、新尾道行きとなっている。いくら上書きしても、そこに戻っている。
お彼岸の連休、どうしても広島、宮島、尾道が気になり2日前に決めた。
泊まる宿だけ取り、あとはお任せ。
なかなか準備が進まず、昼前にやっと出る始末。多分、時間調節なんだろうなあと思いながら。
新幹線も当日の都合で、、さくらが満席だったから、まずは宮島厳島神社へ。厳島神社の大鳥居は、昨年の台風のためか現在修復工事中だった。それでも、海に浮かぶようなこの場所は、私をすっぽりと包み込んでくれた。奥に行くと弁財天、そして龍神さん。龍神さんの後ろには太い9枝の松が伸びている。まるで、私の9つの龍そのものだなあと思いながら、ありがたい気持ちでいっぱいになった。
宮島のお土産やさんの中を通り船着場に向かう。ふと、思い出す。そう言えば私は赤い打ち出の小槌を探していたのだと。見つかると面白いなあと思いながら、必死には探さない事に努める。なかなか、、ない。いずこも同じ安芸のお土産、、ふと、古い雛人形を見つけ、引き寄せられるように店の中へ。骨董が並ぶその店の店主に、打ち出の小槌を探してると告げる。
あ、、そう言えばあります。今日入ったばかりの、張り子の打ち出の小槌、、
それはもしかして赤ですか?はい赤ですよ。宮島張り子の赤い打ち出の小槌には、なぜか白いネズミがついている。まだ値段もつかない張り子の打ち出の小槌、これも出会いと購入した。
そして高速船で、薄暮れの平和公園へ、沢山の方々の犠牲のもと今の平和がある。けっして忘れないと心に誓う。灯りがともり始めた平和公園は、平和の灯火をより一層印象づけた。
感慨深いこの瞬間のために、遅い出発であったのだと、ようやく気付く。
原爆ドーム、何故かこれまでに何度か夢を見たことを思い出す。何故だったのかはわからない。ふと、電車の音がする。広島駅行きの路面電車、これで広島駅までお帰りなさいと教えられた。
次は尾道へ






