今回は鉄コレの201系900番台を使って、エメラルドグリーンを製作します。
パッケージ
以前購入したこの2セットを使い、塗装を変えていきます。
201系900番台登場当時、KATOからNゲージで発売されました。他路線に投入されること見込んでカラーリングはオレンジだけでなくスカイブルー、カナリア、ウグイス、エメラルドグリーンの5色が発売されましたが、実際にはウグイスとエメラルドグリーンは使用されませんでした。
常磐線で使われていたら・・・ということで作っていきます。
〇5号車 取手寄り先頭車 クハ201-901
クハ201-901
取手寄り先頭車のクハ201-901です。
ボディを分解すると正面のブラックフェイス部がガラスパーツと一体で取り外せたので塗装をするのはとても楽でした。
GMカラーの青緑1号で塗装。
正面
運転台キセはぶどう色で塗装、運行番号、行先方向幕周りはダークグレーで塗装しています。
運行番号や行先方向幕は鉄コレの207系900番台に付属しているステッカーより使用しています。
カプラーは電連付きのBMTNに交換。5+5の10両編成で使用することが可能です。
側面
行先方向幕は鉄コレ、車番はレボリューションファクトリーのものを使用しています。
妻面
屋根
〇4号車 モハ201-901
モハ201-901
パンタ付き中間車のモハ201-901です。
妻面(取手寄り)
取手寄りの妻面は扉の左右にパンタ配管が通る形となります。左側は点検蓋があるためそれをよけるように大きく外側に配管が寄るようになっています。
側面
パンタグラフはTOMIX製のPS21を取り付けています。
妻面(上野寄り)
上野寄りの妻面は配管が向かって右側にのみ通ります。ドア点検蓋はありませんが、東京寄りの左側と同じ経路を通るようになっています。
こちらは表記と銘版が追加されています。
屋根
屋根は取手寄りにヒューズ箱と避雷器が設置されています。
〇3号車 モハ200-901
モハ200-901
モハ201-901とユニットを組むモハ200-901です。
妻面(取手寄り)
取手寄り妻面にはステップ、点検蓋がモールドで表現されています。
側面
床下機器類はMGやCPなどの補器類が搭載されています。
妻面(上野寄り)
上野寄りには表記類、銘版類が追加されています。
屋根
屋根はベンチレーターとクーラーが取り付けられています。
〇2号車 モハ201-902
モハ201-902
基本仕様はモハ201-901と同じ。クモハ200-901とユニットを組む車両です。
○1号車 上野寄り先頭車 クモハ200-901
クモハ200-901
試作車にのみ存在する制御電動車クモハ200形。量産された車両ではクハ201-モハ201-モハ200-クハ200にモハユニットの中間車やサハ201形を組み込む方式に変わったため量産されることはありませんでした。
正面
こちら側にも電連付きBMTNを取り付けました。5+5や付属編成として10両編成の103系と連結することも可能です。
側面
床下機器類はモハ200-901と同じものが取り付けられ、MGしゃCPなどの補器類が取り付けられています。
戸袋窓上には冷却風取り入れ用のルーバーもがールドで表現されています。
妻面
〇5号車 取手寄り先頭車 クハ201-902
クハ201-902
取手寄り先頭車のクハ201-902です。
こちらは日本車両製の編成となります。
正面
運転台キセは緑色で塗装、運行番号、行先方向幕周りはライトグレーで塗装しています。
カプラーは電連付きのBMTNに交換。5+5の10両編成で使用することが可能です。
〇4号車 モハ201-903
モハ201-903
パンタ付き中間車のモハ201-903です。
〇3号車 モハ200-902
モハ200-902
モハ201-903とユニットを組むモハ200-902です。
〇2号車 モハ201-904
モハ201-904
クモハ200-902とユニットを組む車両です。
○1号車 上野寄り先頭車 クモハ200-902
クモハ200-902
モハ201-904とユニットを組む制御電動車です。
正面
こちら側にも電連付きBMTNを取り付けました。5+5や付属編成として10両編成の103系と連結することも可能です。
完成
試作車は転属によってオレンジ、スカイブルー、カナリアの3色を纏い、量産車になって西日本の車両がウグイス+白帯になって登場したため実質4色の201系が登場しましたが、エメラルドグリーンは最後まで登場しませんでした。
試作車の鉄コレが手ごろな価格で入手できてよかったです。