今回はプレミアムバンダイ限定で発売された、HGUC ガンダム5号機です。

 

パッケージ

プレミアムバンダイ限定品で、パッケージはカラーパッケージではなく赤系統のカラーで印刷されています。

ガンダムベース限定でクリアカラーも販売されました。

兄弟機のガンダム4号機とともに小説・ゲームの宇宙・閃光の果てに登場したMSになります。

 

Aランナー

A1、A2の2枚構成で新規パーツとなります。頭部、腕部、脚部などの白のパーツとなります。A2ランナーは腕部、脚部で使用する同じパーツとなっており、A1ランナーより不要な部分を省いて成型されたものです。

 

Bランナー

B1、B2ランナーは胸部、腕部、脚部の赤のパーツになります。

4号機と共通金型のパーツで、5号機の機体カラーの赤色で成型され、ビームランチャー部は省略されています。

 

Cランナー

関節部のCランナーです。ガンメタのようなカラーで成型されています。

 

Dランナー

D1、D2ランナーがあり、肩、胴体、バックパックで使用するパーツとなります。

5号機のジャイアントガトリングの砲身部も一緒に成形されています。

 

Eパーツ

E1、E2ランナーがあり、機体各部のスラスターや角などの黄色いパーツとなります。

 

G、Hランナー

この2枚は先に発売された4号機とペイルライダー(空間戦仕様)の流用品となります。

Hランナーはジャイアントガトリングの本体部も一緒に成形されており、4号機はこの部分を省略されたんですね。

 

他パーツ

関節部はポリキャップ(PC002)、ビーム刃(SB-13)、ステッカーと表記デカールが付属します。

 

〇胴体(14パーツ)

胴体

胴体はガンメタリックがメインカラーになります。

両脇のダクトは別パーツで、上から赤いダクトカバーをかぶせるようになります。コクピットハッチも赤色となります。

4号機とダクトの形状が変更されています。

 

〇頭部(8パーツ)

頭部

頭部は8パーツ成型となります。

メインカメラ、デュアルカメラ、リアカメラはステッカー表現となります。

頬のダクト形状が変わり、4~5個あったダクト穴は集約され、小型化された黄色いダクトパーツを取り付けるようになります。

 

〇両腕部(各14パーツ)

 

両腕部

手首以外は左右対称。

 

〇肩部(左右共通・6パーツ)

 

肩部

肩部は左右同一でボールジョイントで胴体と接続するようになります。

腕とは肩のポリキャップの二の腕の軸で接続になります。

追加装甲を装備できる構造になっていて、肩上部のツメを上げ、装甲を被せて上部の爪と外側に出ている爪でロックして固定するようになります。

 

〇つま先(5パーツ×2組)

つま先

関節部はポリキャップ接続でアンクル部は2パーツ構成です。足裏は5号機のメインカラーの赤色で成形されています。

 

〇脚部(各20パーツ)

 

脚部

ふくらはぎ側面にあるスラスター形状が内向きが四角、外向きが丸となっているため、左右で作り分けられています。

正面の足首部にはステッカーを貼り付け。

ひざの部分のスラスターは別パーツ化されて色分けされています。足首はボールジョイントで接続され、膝は2重関節になります。

 

〇腰部(17パーツ)

 

腰部

腰部はRX-78-2 ガンダムを踏襲したデザインになりますね。

センターアーマーのV部分は黄色いシールを貼っています。フロントアーマーのヘリウムコアは三角形のグレーの装甲が追加されています。

サイドアーマーは取り付け基部が小さいPCパーツで、赤のベースパーツに白の外装パーツを取り付けます。

 

〇バックパック(11パーツ)

 

バックパック

グレーのベースパーツに白の外装パーツを取り付け、ビームサーベルとスラスター枠が赤色になります。

バックパック下側はスラスター兼追加兵装のマウント部となっていて、向かって右側はジャイアントガトリング、左側はマガジン、下に伸びるテールバインダーにはプロペラントタンクを取りつけます。

 

〇ハイパービームライフル(4パーツ+拳3パーツ)

ハイパービームライフル

機体構造の見直しでジェネレーター出力に余裕ができたため、ガンダムより高出力のビームライフルを装備しています。

フォアグリップは可動し両手持ちが可能で、スコープも可動します。拳パーツはメガ・ビーム・ランチャーと共用になります。余剰パーツでもう1組作ることができますが、手甲パーツは1個しかないのが惜しいところ。

 

〇シールド(4パーツ)

シールド

4号機と5号機は下部が上にスライドして折りたためるシールドが採用されました。

MGでは再現されますが、HGではオミット。ペイルライダーのパーツを流用しており、白一色で成型されているため、赤部分はステッカーで色分けします。

 

〇ジャイアントガトリング(15パーツ)

ジャイアントガトリング

ガンダム5号機専用の新兵器、ジャイアントガトリングです。完成後の写真は撮り忘れ。

実弾を使用する大型兵器でガンダム5号機以外にもペイルライダーにも使用されました。

銃身はペイルライダーと異なりCランナーに成形されたものを使うため、白ではなくガンメタリック色になります。塗り分ける必要がなく、見た目もこっちの方がカッコいいですね。

給弾ベルトは軟質樹脂パーツで成型されます。

 

〇Bst装備・ショルダーユニット(両肩・各5パーツ)、プロペラントタンク(各2パーツ)

 

Bst装備

両肩に取り付ける追加装甲のショルダーユニットとテールバインダーに取り付けるプロペラントタンクになります。

タンクはモナカ構造となり、ショルダーユニットは本体の方にある爪を展開することで装着し、爪を閉じて固定するようになります。

 

RX-78-5 ガンダム5号機

機動戦士ガンダム サイドストーリー 宇宙,閃光の果てに に登場した地球連邦軍のMS。

8機製造されたRX-78ガンダムのうちの1機で、4号機以降はジムの開発母体として使用されたのち新兵器を運用するため機体各部に改修を施され、汎用機の1~3号機と異なるコンセプトの機体となったためセカンドロットと呼ばれるグループになりました。

ガンダム5号機は4号機と同じく宇宙用として改修され、ガンダムに施されたマグネットコーティングの採用、スラスターの追加、固定武装の追加、コアブロックシステム廃止による余剰スペースを活かして冷却装置を改良することでジェネレーターを強化して出力が向上したため、搭載されるビーム兵器も強力なものになりました。

機体の一部にスラスター付きの増加装甲やプロペラントタンクを装備することができるようになり、稼働時間が延長されました。

5号機は大型実体弾兵器のジャイアントガトリングが装備されました。

 

側面

両腕側面に追加兵装としてハンドビームガンが装備されています。

バックパック下部の追加兵装用のマウントラッチとテールバインダーが特徴的。

 

背面

バックパックにはバーニアが左右に1基ずつと間に小型のバーニアが2基装備されています。

ふくらはぎやテールバインダーにもスラスターが追加されているため、機動力が向上しています。

 

胸部や肩部

胸部のダクト形状は4号機と異なり大型の物になっています。

また、肩は下の写真のように爪を展開することでBst装備を固定するようになります。

 

ハンドビームガン

構造の見直しと出力の向上により腕部に搭載された追加兵装。

この時代のガンダムでは珍しい兵装で、他にはNT-1アレックスに搭載されたガトリングガンぐらいでしょうか?

アレックスは結構印象に残りましたが、このガンダム4・5号機ではあまり印象にないんですよね…

 

背面のバインダー

スラスターは左右に2基、中央に小型のものが2基、テールバインダーに2基とベースとなったファーストロッドのガンダムより大幅に増加しています。

 

RX-78-5(Bst) ガンダム5号機(Bst装備)

一年戦争末期に肩にブースターユニット付きの追加装甲・ショルダーユニットを、腰のスラスターにはプロペラントタンクを取り付ける高機動型に改修されました。

物語後半で追加された装備で4号機は追加前に大破したためこの姿で登場せず。

ショルダーユニットが付くと見た目のバランスが良くなりますね。

 

側面

両肩側面にはスラスターが3基装備されています。

 

背面

両肩背面にもスラスターが取り付けられています。

ジャイアントガトリングは固定時のバランスがとりづらく、給弾ベルトが意外に硬くてガトリング本体が傾き気味になってしまいます。

 

いろいろ

ショルダーアーマーやプロペラントタンクが追加されたことでボリュームマシマシ。

 

ポーズ

給弾ベルトが固くて反発するため手の甲のパーツが外れやすく、持たせるのに手間がかかります・・・

 

完成

物語完結まで使用した機体であったため、入手出来てよかったです。

リメイクでめぐりあい宇宙がPS4や5で出たらまたやってみたいですね。