今回は2021年に発売されたガンプラ一番くじより、D賞のEG ストライクガンダム(ソリッドクリア)です。

 

パッケージ

2021年に発売されたガンプラ一番くじのD賞とE賞がエントリーグレードシリーズとなりました。

D賞が一般販売に先駆けてストライクガンダム(ソリッドクリア)が、E賞がガンダム(ソリッドクリアリバース)が登場しました。

パッケージは袋に入ったタイプになります。

 

機体のランナー

今回クリアーになるのは白・青の部分となります。灰色のフレームや黄色のアンテナ、赤色のスリッパなどは通常成型となります。

 

〇頭部(8パーツ)

頭部パーツ

ガンダムよりパーツ数は多くなりました。

頬のスリットやイーゲルシュテルン(バルカン)部は塗り分けの必要が無いようにグレーパーツで成型されています。

外装パーツも当該部分はくり抜かれていています。

 

頭部

青色のメインカメラ部は無着色なので塗り分けが必要になりますね。

イーゲルシュテルンやスリットが別パーツになったので見た目がよりリアルになってGOODですね。

 

〇胴体(10パーツ)

使用パーツ

胴体は10パーツで構成されます。ガンダムの時より2パーツ減りました。

腹部パーツを並べる順番を間違えてしまいました…

 

胴体

襟元やコクピット回りの露出しているフレームが特徴的ですね。

ストライカーパック取付穴

背面にはストライカーパック取付穴が開いており、各種ストライカーパックを取り付けることができるようになっています。左右の穴はバッテリー接続ケーブル穴で、出撃の時に引き抜かれるケーブルが印象に残っています(一部機体を除いて核動力が使えずバッテリー駆動で動かす設定のため、MS発進シーンは各陣営ともにケーブルが引き抜かれるシーンがありますね)。

 

〇腕部(12パーツ×2)

使用部品

腕部は12パーツで構成されます。拳と手甲は左右で形状が別ですが、それ以外は共通です。

 

腕部

肩部と前腕内部のフレームが透けて見えるので全体的に暗め。

ストライクガンダムの特徴である肩部のフレームは旧HGシリーズでは塗装の必要がありましたが、リニューアル版のHGCE版とEGシリーズでは塗装不要になりました。

背中にストライカーパックを装着することはできますが、ランチャーやソードのように肩や腕部に装着するタイプはこのキットに対応しているかわかりません…

なお横から見るとスリットがあり、頭部と同じようにグレーの内部フレームパーツが見えるようになっています。

 

〇腰部(7パーツ)

使用部品

腰部は7パーツで構成されます。フレーム部分が1個で、そこに外装パーツを取り付けるようになります。

 

腰部

サイドスカートは後で取り付けるようになります。

間接とサイドスカート取り付け部はボールジョイントになります。

 

〇脚部(14パーツ×2)

使用部品

左右共通部品で関節以外にフレーム用部品があるため部品点数は多め。

 

足首・スリッパ部

スリッパ、足首は2パーツ構成。足首はアンクルガード部とフレームが左右で取り付け方が違うので注意。

 

脚部

腕部と同じようにフレームが透けて暗めに見えます・・・ふくらはぎ裏側はバーニアに見えますがただのフレーム。

 

GAT-X105 ストライクガンダム

EGシリーズ第2弾はガンダムSEEDより、ストライクガンダムとなりました。

肩が大きく脚部が細めなのがSEED系ガンダムタイプMSのデザインの特徴ですね。

肩・胴体・脚部に露出するフレームが特徴的。

ストライクガンダムは地球連合軍がオーブの企業・モルゲンレーテ社の技術協力を得て製造した5機の初期GATシリーズのMSです。

X100番系フレーム(変形機構や特殊能力がない汎用タイプフレーム)を採用し、先に製造された白兵戦用デュエル(X102)、砲撃戦用バスター(X103)、可変機イージス(X303)や特殊機ブリッツ(X207)のデータも反映して設計されたため、完成したのは初期GATシリーズでは一番最後。

肩・腕部・背中に換装可能な武装ユニット・ストライカーパックを搭載できるように設計されており、近接戦用のソード、砲撃戦用のランチャー、メイン兵装で大型スラスターやビームライフル等が付いたエールの各種ストライカーパックを換装することで様々な戦局に対応できる汎用機となりました。

装甲は展開することで実体火器や実剣攻撃を無効にできるPS装甲を採用。機体のエネルギー量に左右されているため、攻撃を受けすぎたりビーム兵器を使用しすぎてエネルギー切れを起こした時はPS装甲が解除(トリコロールからグレートーンのカラーになる)され通常の機体と同じもしくはそれ以下の性能になる欠点があります。

 

側面

ひじ部もグレーになっていて塗装不要になっています。

 

背面

ウエストは結構細めで、このシリーズ以降各作品のガンダムたちはウエストが細くデザインされるようになった感じがします。

 

武装

武装はコンバットナイフ・アーマーシュナイダーが2本付属。

仕様がライトパッケージ版になるため武装はこれだけ。逆にノーマル版にはアーマーシュナイダーが付属せず、ビームライフルとシールドに変わります。

ガンダム系MSはビームサーベルが標準装備ですが、設定の為エネルギー消費がない実体剣でしかも折り畳み式のコンバットナイフが装備されているのも特徴の一つ。

 

完成

EG第2弾で登場したストライクガンダム。機体の見た目、色分け共にかなりいい出来になっています。

アーマーシュナイダーのみのセットになりますが、劇中の初戦闘で使った武器がこれなので組み合わせ的には良しですね。

ストライカーパックは1/144やHG・HGCEシリーズの物を取り付けることができるようになっているとのこと。

22年6月にはソリッドクリアアナザーバージョンが一番くじで登場するとのことなので、そちらも入手できればうれしいですね。