今回はガンプラからENTRY GRADE・ガンダムです。

パッケージ

ENTRY GRADE(EG)シリーズは初めてでも組立が簡単なプラモデルシリーズとして仮面ライダーゼロワンや孫悟空などポーズが固定されたものが発売されましたが、このガンダムはガンプラ同様に可動できるプラモデルとして製品化されました。

工具を使わなくてもランナーから部品が取り外せる、部品点数が少なく簡単に組み立てられる、シールを使わなくても色分けができる構造が採用されているためとても簡単に組み立てることができます。

ガンダムは写真のように通常版(ビームライフル・シールド付き)が770円、ライトパッケージ版(武器なし)が550円と価格もお手頃になっています。

 

ランナー

ランナーは全部で4枚。多色成型のA1~4ランナー、白成型のB1~4ランナーが入っています。

ニッパーを使わずにもぎ取るように切りはなせるようになっています。

もぎ取るときは力加減に注意しないと部品が折れる時があります。

 

〇頭部(6パーツ)

頭部パーツ

頭部パーツは6パーツ構成です。

部品点数を削減しつつ簡単に組み立てられるように部品割りがされています。

ヘルメットとアンテナ~メインカメラ正面側がそれぞれ1パーツになっているのは大きいですね。

アンテナ部は先の方にもゲート部があるので、もぎ取るときに折れそうだと気になる方はニッパーで切り離すことをお勧めします(私は他色製品を製作中に折りました…)。

 

顔の部分

赤の顎・隈部分をベースにしてデュアルカメラとマスクパーツを取り付けます。

デュアルカメラ部分と隈部分に少し隙間が空いていて、ヘルメットを被せたときにこの隙間に影が入ることで黒縁になる構造になっています。

 

頭部

組み立てるとこのようになります。デュアルカメラと隈の間に影が入っていい感じですね。

メインカメラはアンテナ中央の赤いパーツと一体で、はめ込むだけで色分けされます。

 

〇胴体(12パーツ)

胴体パーツ

胴体は関節部分を含めて12パーツ構成です。青いコクピット部分のパーツに赤い腹部パーツと灰色の関節パーツを組み合わせることで胴体をそらせることが出来るような構造になっています。

ランドセルは1パーツでビームサーベルを挿すだけとなります。

 

はめ込み

黄色い襟部とインテークが一体パーツでコクピット部の青いパーツにはめ込み。

少々硬いですが、この上から胴体上部のパーツをはめ込めばOK。

 

胴体

組み立てるとこんな感じ。被せた部分もパネルライン風にうまく分割されていてそこまで目立たない構造になります。

肩関節パーツは胴体側の溝にはめるようになっていて上側に動くようになっています。肩側はボールジョイントになりなす。

 

〇腰部(9パーツ)

腰部パーツ

腰部は黄色と赤いベースパーツに白の外装パーツを取り付けていきます。

 

腰部

黄色いVマークは大体ステッカー表現されてしまうところですが、EGでは組み立てるだけでしっかり色分けされているところがGOOD。フロントアーマーに黄色の四角いパーツ(ヘリウムコントロールコアっていうらしいですね)を取り付け、サイドアーマーを取り付ければ完成。可動はあまりせず、サイドスカートは物によってポロリしやすいかも。

リアアーマーは固定式となります。

 

〇腕部(16パーツ)

腕部パーツ

腕部パーツは片側8パーツ×2となります。

拳は1パーツ成型。前腕は左右で組み合わせた後、関節パーツにはめます。関節パーツは2パーツあり、ベースパーツと正面側からはめる前腕抜け止め防止パーツで構成されています。

肩アーマーは胴体の関節パーツに上からはめるようになります。

 

前腕部の横についているシールド取付穴は2か所ずつ開いています。拳さえ変えてしまえば左右どちらをつけてもOK。

前腕部のパーティングラインはパネルラインになっていて少し目立ちにくくなっています。

ライフル用の専用の持ち手や平手パーツなどは付属しません。

 

〇脚部(24パーツ)

脚部パーツ

脚部は片側8パーツ×2となります。腕部と同じような構造で大腿部と下腿部をそれぞれ組み立てて関節パーツで接続、抜け止めを取り付けるようになります。

 

スリッパ

スリッパは4パーツ×2で関節パーツにスリッパとアンクルカバーを取り付けます。

過去に作ったHGUCシリーズと違いアンクルカバーが1パーツになっています。また、もぎ取るときに少し折れそうな感じがしました。

 

太腿のパーティングラインはうまいことモールドで表現されていてGOOD。

脛部のパーティングラインは目立ちますね。

 

〇武器 ビームライフル(3パーツ)・シールド(4パーツ)

ビームライフルパーツ

ビームライフルとシールドは通常版にのみ付属。

本体はモナカ構造でサイトスコープを溝にはめれば完成。フォアグリップは固定式となります。

グリップ部は四角い板状になっていて、そのまま拳の穴に入れるだけで持たせることができます。

 

シールドパーツ

白いベースパーツに赤い外装と黄色い連邦軍の十字マークで色分けは完了。

グリップパーツはシールド裏に取り付け、手持ちの時と腕部に固定する時で組み替えて使用するようになります。

 

完成

武器なしはライトパッケージ版となります。

白の色味は少しラムネ色が入ったジム寄りのような感じがします。

プロポーションもなかなかいい感じだと思います。770円で色分けバッチリで簡単に組み立てられるように製品化できるバンダイの技術力はすごいですね。

可動などの細かいところは後日書いていきたいと思います。