今回は鉄コレNewDays・NewDays KIOSK第1弾より、クモユニ143(長野エリア)です。
今回はパッケージ写真無しです。
東日本エリアのKIOSKやNewDays限定で長くBトレが鉄道模型グッズとして年1~2回ほど商品化され、2016年まで販売されましたが一旦休止。その後2019年より新シリーズとして鉄コレがそのポジションに収まり、2020年まで発売されています。
Bトレの時と異なり先頭車または両運転台の車両の製品化となり、中間車はないためコレクション用のディスプレイモデルとして販売されています。
商品情報
・2019年2月発売
・全10種+シークレット1種
・1箱1200円
〇第1弾ラインナップ
①101系中央総武緩行線(カナリア)
②105系仙石線色(スカイブルー+白帯)
③201系中央線快速
④205系京浜東北線色
⑤205系量産先行車(山手線)
⑥205系武蔵野線(メルヘン)
⑦701系1500番台(仙台地区)
⑧701系1000番台(盛岡地区・紫帯)
⑨クモユニ143(長野エリア)
⑩クモヤ143形50番台(新潟エリア)
・シークレット 205系0番台量産車(ヤテ35編成)
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-14(20m級A2)※⑨、⑩に適合
・走行パーツ TT-03R
・パンタグラフ TOMIX 0229 PS23※⑨、⑩に適合(他製品を参考)
レビュー
〇クモユニ143‐1
クモユニ143‐1
身延線車両の新性能化に伴い115系が新製投入され、それに合わせて荷電のクモユニ143も4両新製投入されました。
投入当初は同線を走る115系に合わせて身延線色と呼ばれるワインレッドベースに白帯の目立つカラーでしたが、1985年に全車長岡運転所に転属し2~4の3両は湘南色に塗り替えられ活躍。その後房総地区の新聞・荷物輸送に使用されるため全車が幕張電車区に転属し、スカ色に塗り替えられて活躍し1・3は長野総合運転所へ、2は東京総合車両センターへ、4は小山電車区にそれぞれ転属しました。
2019年に全廃となりました。
正面(1位側)
行先方向幕は白幕。ライトレンズはクリアでHゴムはグレー、ワイパーは銀で塗装済みです。
幕張電車区に転属した際にスノープラウは不要になったため撤去されました。モデルの1は湘南色をまとった時期がない車両です。
側面
側面は車番が印刷済み。
車体中央より1エンド側は荷物室で2エンド側が郵便室になります。荷物室側にトイレが設置され明り取りの窓は白で塗装済み。
Hゴムはグレー、窓サッシ類は銀で塗装済み。両開きの搬入用のドア窓の保護棒は窓パーツにモールドが刻印されています。
表記類はスカ色になった際に撤去されたようです。床下機器はMGや主抵抗器類が取り付けられています。
正面(2位側)
2位側は銘版が向かって右下に追加されています。
屋根
屋根はヒューズ箱、避雷器、ベンチレーター、パンタグラフが別パーツで信号炎管、無線アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。
信号炎管、無線アンテナ
信号炎管や無線アンテナは裏側からガイド穴に沿って穴あけ。
1両導入
身延線色は鉄コレ20弾で、スカ色はNewDays KIOSK第1弾で製品化されました。
湘南色はまだ製品化されず、東京総合車両センターの派手な入換車となった2もいまだ製品化されず。2は過去にBトレでシークレットとして登場しましたね。
どこかで種車が入手できれば作ってみたいものです。