今回は色差しと車体の組み立てを行いました。

 

〇上野寄り先頭車 11号車 クモハ102-1201

クモハ102-1201

上野寄りの11号車に使用されていたクモハ102-1201です。東西線直通用に製造された301系の増備車として登場しました。

301系はアルミ車体で台車も103系と異なる形式が採用され、製造コストが非常に高価となってしまい、また保守内容も異なるのでコスト削減のため103系1000番台をベースに製造されました。

1000番台と違いATC機器が異なるため運転台直後に機器室を必要としなくなったので、運転台直後の戸袋窓が復活しました。

301系の編成構成に合わせたため、クハ103ではなく、クモハ102形として製造されました。

 

正面

GM製101系キットをベースにGM製103系改造パーツ(95-3)を使用しています。

テールライトは0.8㎜ドリルで穴を開けて銀河製のテールライトレンズ(N-065)を入れています。

ワイパーは銀河製Wアームタイプ(N-040)を取り付け。手すり類はBONAのEVO用などの手すりパーツを取り付けています。

車掌台下側に空気配管が来ているので、TOMIXの103系用ステップ(PZ6287)を取り付け。

TOMIX製BMTN・電連付き(JC6330)を取り付けて基本編成との連結を可能としました。

 

側面

車番インレタはGM製。床下機器はTc103や新Aなどを切って貼り付けています。

側面ルーバーはBONAのEVO用パーツを取り付け、片側のみ3個取り付けています。

 

妻面

妻面はそのまま。カプラーはKATOカプラーを取り付けています。

 

屋根

クーラーはGMのインバータークーラーセットからAU712を取り付け。

 

〇12号車 モハ103-1203

モハ103-1203

モハ103-1200番台の1次車にあたる1203号車です。

1次車(1201~3)は非ユニットサッシ窓で2次車(1204)以降はユニットサッシ窓の車両となります。

 

妻面

左側は真鍮線、右側はタヴァサのパーツを使用。タヴァサのパーツは非常に細いのでちょっと触るだけで曲がってしまい、うまくできませんでした。

手すりは植えました。

 

側面

103系自体が抵抗制御車ですが、1000番台、1200番台の地下鉄直通用車両は強制通風ではなく自然通風式になるので床下機器が変わります。

東急8500系のEキットについている機器(新B)がそのまま使用することができます。

 

妻面

こちらは手すりを撤去しています。

 

パンタ周り

パンタ配管はWEB上の写真を参考に先に製作して止まっているマト1編成用のモハ103-1005で試作し、それと同じように製作しました。

今回はヒューズ箱をタヴァサ製に交換しました。

 

〇13号車 モハ102-1044

モハ102-1044

13号車のモハ102-1044です。モハ103-1044とユニットを組み、編成中2両が1000番台となります。

 

妻面

妻面は手すり撤去。

 

側面

床下機器はMGが異なるので新Aをベースにしています。

ルーバーは片面2枚ずつ使用です。

 

妻面

モハ103のパンタ側と連結する方は手すりありです。

 

屋根

クーラーはAU712を取り付け。

 

〇14号車 モハ103-1044

モハ103-1044

この車両を動力車として設定しました。

基本仕様はモハ103-1203と同じ。

 

〇15号車 クハ103-1201

クハ103-1201

15号車のクハ103-1201です。

 

正面

ステップが曲がってしまいましたね(汗)。

取手寄りの15号車には運転台下にバルクのジャンパ栓を取り付け。またこちら側にのみ空気配管が来るのでTOMIX製パーツを取り付け。

 

側面

クモハ102と違い方向幕を追加しています。

 

1編成製作

基本編成より後に作り始めた増結編成が先に完成しました。

1200番台も松戸電車区に転属してエメラルドグリーンで走っているとは思いませんでした。

早く基本編成を完成させてやりたいですね。