今回は鉄道コレクション5弾から、秩父鉄道300系です。
 
パッケージ
秩父鉄道急行用の車両として登場した300系。ブラインドパッケージ版は両端のデハが製品化されました。
実車は後に鋼製中間車のサハ351、アルミ製中間車のサハ352が登場し、鉄コレでは鋼製中間車のサハ351を製品化して3両セットオープンパッケージ版として販売されました。
このとき、この旧塗装と黄色い新塗装の2種類が登場しましたがどちらも鋼製中間車を挟んだ301編成となります。

商品情報

・2007年10月発売
・鉄道コレクション5弾にて登場。
・全10種+シークレット1種
〇富士急行 モハ3101、モハ3102
〇秩父鉄道 デハ301、デハ302
〇長野電鉄 モハ2001、サハ2051、モハ2002
〇阪神電気鉄道 3003
〇高松琴平電気鉄道 1062
〇えちぜん鉄道 MC2204
の10種類+シークレット1種類です。
・1箱600円+税
・展示用レール、動力化台車枠、一部車両は無線アンテナが付属
今回はこの中から秩父鉄道の急行用車両の300系です。

推奨パーツ

・動力ユニット 20m級A TM-08(現:TM-06R)※スペーサーLを使用
・走行化パーツ TT-04(グレー 現:TT-04R)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16

レビュー
〇寄居・羽生寄り先頭車 デハ301

デハ301

寄居・羽生寄りの制御電動車デハ301です。

当時流行りの湘南窓スタイルの車両で、デザインや搭載機器類が先に製造された富士急行3100形に近いものとなっています。

日本車輌が作る車両で、私鉄で似たような車両は長野電鉄2000系や南海20001系などがありますね。

 

正面

正面です。車番(301)が印刷されています。

前照灯、尾灯、アンチクライマー、ワイパーがそれぞれ塗装済みとなります。

旧製品なのでライト類はクリアーパーツではないですね。

中央部には行き先サボ差しがモールドで表現されています。

 

側面

車体の上部と下部が小豆色、中央部はクリーム色となります。

社紋、車番、ロゴが印刷済み。窓サッシは銀、Hゴムはグレーで塗装。

台車は長野電鉄2000系と同じNA4P形で、第2編成は空気ばね台車のNA301形となります。

製品はNA4P形となります。床下機器類は主抵抗器や制御器類が搭載されます。

 

表記類

表記類です。

 

妻面

妻面は貫通扉とはしごが設置されています。

窓サッシやHゴム類は塗装されていません…

 

屋根

屋根はパンタグラフと無線アンテナが別パーツで、後は一体成型品となります。

 

パンタ部

パンタ配管は1本だけ引かれているんですね。

 

無線アンテナ

無線アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。

 

〇三峰口寄り先頭車 デハ302

デハ302

三峰口寄り先頭車デハ302です。こちらはパンタがないタイプとなります。

 

正面

正面です。サボ受け部にステッカーで急行秩父路とかあったら貼りたくなりますね。

 

側面

側面です。元々トイレが設置されていた車両ですが、黄害の問題から撤去されました。

トイレが設置されていたため小窓が3つ並ぶ窓割に変更されています。

 

妻面

左側に窓がないのは元々トイレがあったため。

 

屋根

ベンチレーターとランボードが一体成型となっています。

 

無線アンテナ

こちらにもユーザー取り付けパーツで無線アンテナを取り付けます。

 

1編成導入

以前、JNMAで安く売られていたので購入したものです。

新塗装は第1編成として持ち、この車両は第2編成に改番してあまぎのサハ352を組み込もうと考えています。

適合するちょうどいい台車があるか…探していこうと思います。

このころの日車の車両は見た目がよく、私の中では結構好きな部類の車両になります。

どこかで新塗装も探してこよう。